出版社内容情報
明治以降の近代化の中で伝統仏教はどのように変化したのか。智山伝法院が「近代仏教を問う」を主題に催した公開シンポジウムの成果。
【著者紹介】
1946年、東京生まれ。京都大学卒。大正大学大学院修了。現在、大正大学副学長。
内容説明
明治以降の近代化の流れの中で仏教はどのように変化したのか。智山伝法院は、平成22年から24年まで、「近代仏教を問う」のテーマのもとに2名ずつ計6名の講師を招いて公開シンポジウムを開催。そこでの刺激的で大胆な提言の数々とそれらを巡る真摯な議論を世に問う。
目次
1 近代仏教を問う(近代と仏教)
2 仏教の近代化とは何だったのか?(日本仏教史の中の近代;仏教教団の近代化)
3 真言密教の実践的展開(文化学的方法論の長所と短所;二十一世紀型の真言密教を考える;私たちはなぜ学ぶのか;近代を問う仏教の新たな地平)
著者等紹介
廣澤隆之[ヒロサワリュウシ]
1946年、東京都生まれ。専攻はインド仏教。智山伝法院前院長、大正大学副学長、真言宗智山派・淨福寺(八王子市)住職
宮坂宥洪[ミヤサカユウコウ]
1950年、長野県生まれ。専攻はインド哲学、密教学。智山伝法院院長。真言宗智山派・照光寺(岡谷市)住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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