内容説明
本物のチベット仏教とは?その教えと修行を理解し修得するために!伝統的な修行を積んできた気鋭のチベット人ラマが、直接日本人のために書き下ろした本邦初の本格的入門書。基本的な教えから、お経の読み方、瞑想のやり方まで、初心者でも一人で修行が始められるように工夫。
目次
第1章 チベット仏教の教え(帰敬;道次第の特長と聴聞の心構え ほか)
第2章 六加行法(道場の浄化と尊像の安置;清浄なる供養 ほか)
第3章 勤行次第(観自在菩薩成就法;二十一尊ターラ礼賛経 ほか)
第4章 瞑想実修(瞑想の基礎知識;出離と発菩提心 ほか)
第5章 チベット密教概観(顕教と密教;密教の経典 ほか)
著者等紹介
クンチョック・シタル[クンチョックシタル][Kunchok Sithar]
1952年、チベット本土のリラ村に生まれる。中国のチベット侵攻により、少年期にインドへ亡命。1973年より、ダラムサラ仏教論理大学で、チベット仏教の伝統的な学習と修行を積む。1983年に来日。日本仏教を学び、チベット仏教との比較研究を行なう。1992年、大正大学大学院文学研究科博士課程(仏教学専攻)満了。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)文化交流担当官となり、1998年まで勤務。現在、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)副会長兼主任講師。大正大学綜合仏教研究所研究員、東洋大学東洋学研究所研究員
ソナム・ギャルツェン・ゴンタ[ソナムギャルツェンゴンタ][Sonam Gyaltsen Gonta]
1955年、チベット本土のティンリ村に生まれる。中国のチベット侵攻により、少年期にインドへ亡命。1973年より、ダラムサラ仏教論理大学で、チベット仏教の伝統的な学習と修行を積む。1983年に来日。日本仏教を学び、チベット仏教との比較研究を行なう。1992年、大正大学大学院文学研究科博士課程(仏教学専攻)満了。ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)文化交流担当官となり、1998年まで勤務。現在、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)会長兼主任講師。1996年、デプン僧院ロセルリン学堂にて、ゲシェー(仏教哲学博士)の学位を授与される
斎藤保高[サイトウヤスタカ]
1959年、東京都生まれ。1982年、早稲田大学政治経済学部卒業。図書館勤務、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所(チベットハウス)広報担当官などを経て、チベット仏教普及協会(ポタラ・カレッジ)事務局長兼講師。1989年以来、クンチョック、ソナム両師に師事し、チベット仏教を学ぶ
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