智恵のエッセンス―ボン教のゾクチェンの教え

ギャルツェン，シャルザ・タシ【著】〈Ｇｙａｌｔｓｅｎ，Ｓｈａｒｄｚａ Ｔａｓｈｉ〉/ナムダク，ロポン・テンジン【解説】〈Ｎａｍｄａｋ，Ｌｏｐｏｎ Ｔｅｎｚｉｎ〉/森 孝彦【訳】

春秋社（千代田区）（2007/01発売）

• サイズ B6判／ページ数 259,／高さ 20cm
• 商品コード 9784393135303
• NDC分類 169.229
• Cコード C0015

出版社内容情報

多数のボン経典を引用しつつ、ゾクチェン修行の要点を実践的に、かつ簡潔にまとめた、貴重なボン教のテキストの解説書。

内容説明

わが国初のボン教の入門書。

目次

シャルザ・タシ・ギャルツェンの生涯
『智恵のエッセンス』のテキスト（加行；テクチューの修行；トゥーゲルの修行；ポウとバルドの修行）
付録１　虹の身体を目撃した記録
付録２　ボン教の歴史の要約
付録３　ロポン・テンジン・ナムダクの半生

著者等紹介

ギャルツェン，シャルザ・タシ［ギャルツェン，シャルザタシ］［Ｇｙａｌｔｓｅｎ，Ｓｈａｒｄｚａ　Ｔａｓｈｉ］
１８５９年、東チベットのカム地方に生まれる。子供の頃より異常な才能を発揮し、９歳で僧になる。成就者テンジン・ワンギャルをはじめ２４人のラマに師事し、密教やゾクチェン等を幅広く学ぶ。３４歳で卍山に隠棲してボン教の修行に没頭。それ以後、終生、隠遁修行を続ける。その間、著作活動や弟子たちの指導を行い、１９３５年、７６歳で虹の身体を実現して、遷化

ナムダク，ロポン・テンジン［ナムダク，ロポンテンジン］［Ｎａｍｄａｋ，Ｌｏｐｏｎ　Ｔｅｎｚｉｎ］
１９２６年、東チベットのカム地方に生まれる。７歳で僧院に入り、勉学に励む。５３年、中央チベットのメンリ僧院でゲシェーの学位を取得し、５７年まで同僧院の学頭を務める。６１年、亡命先のネパールで英国のチベット学者スネルグローヴと出会い、請われてロンドン大学で客員教授を務める。その後、インドとネパールに設立されたラマ・カレッジで学生たちにボン教の教理を教え、さらに欧米諸国でも幅広く講演活動を行っている

森孝彦［モリタカヒコ］
１９６９年、神奈川県生まれ。２００４年、中央大学文学部哲学科卒業。２００５年からカトマンズにあるティテン・ノブッツェ・ボン教僧院でボン教を学びはじめ、今日に至る（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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