出版社内容情報
民族間対立や世界紛争の一大原因となっている宗教間の対立をいかに乗り越え、平和を実現するか。その解決策を明快な言葉で提示する。
内容説明
キリスト教、ユダヤ教、イスラーム、ヒンドゥー教、シク教、仏教などの特質を浮き彫りにし、各宗教の共通点と相違点を冷静に分析。最後に、すべての宗教がいかにすれば相互理解と調和に生きることができるか、その現実的な道を提示する。
目次
第1章 安楽の地を離れて
第2章 多様な宗教の中で生きる
第3章 ヒンドゥー教―ガンジスの岸辺にて
第4章 キリストと菩薩の理想
第5章 イスラーム―神に身を委ねる
第6章 ユダヤ教―亡命の宗教
第7章 慈悲の心―世界宗教が集う場所
第8章 宗教間の理解のためのプログラム
第9章 宗教的排他主義の問題
第10章 未来への課題
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ[ダライラマジュウヨンセイテンジンギャツォ][H.H.the Dalai Lama,Tenzin Gyatso]
1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。2歳のとき転生活仏ダライ・ラマ14世と認められる。1949年のチベット侵略に伴い、15歳で、政治・宗教両面の国家最高指導者となる。1959年に亡命。インドのダラムサラに亡命政権を樹立。チベット問題の平和的解決を訴えつづけ、1989年にノーベル平和賞受賞
三浦順子[ミウラジュンコ]
東京学芸大学教育学部卒業後、インドのダラムサラに滞在。チベット難民とともに四年間過ごす。帰国後から、チベット関係の翻訳や通訳にたずさわる。訳書は『ダライ・ラマ 愛と非暴力』『知慧の女たち』(春秋社)、『ダライ・ラマ 怒りを癒す』『ダライ・ラマ 日々の瞑想』(講談社)、『ダライ・ラマとパンチェン・ラマ』(ランダムハウス講談社)、『チベット政治史』(亜細亜大学アジア研究所)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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