内容説明
深遠なるインド哲学の源流、ウパニシャッドの二大哲人の哲学を、流麗かつ本格的な原典訳で示す、本邦初、画期的な書。
目次
第1部 ウッダーラカ・アールニの哲学(有からの世界流出;なんじはそれである;輪廻転生思想の受容)
第2部 ヤージュニャヴァルキヤの哲学(自己(アートマン)と輪廻転生
万物を成立せしめる自己(アートマン)
「ではない」「ではない」としかいいようのない自己
妻マイトレーイーとの対話)
附論 自己と世界―インド哲学の視点より
著者等紹介
宮元啓一[ミヤモトケイイチ]
1948年生まれ。東京大学文学部卒。博士(文学)。インド哲学専攻。現在、國學院大學文学部(哲学科)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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