出版社内容情報
チベット人の愛好する『入菩提行論』に基づいて,ダライ・ラマがフランス民衆に向けておこなった法話の翻訳。他者を思いやる慈悲の心の大切さを切々と説き示した名説法。
内容説明
菩薩行の真髄を詩のかたちで説いた、シャーンティデーヴァの『入菩提行論』をやさしく解説。利他行の核心に触れる。
目次
序章 菩薩の生き方
第1章 菩提心の恩恵
第2章 供養と浄化
第3章 菩提心の実際
第4章 慎重さ
第5章 注意深さ
第6章 忍辱
第7章 精進
第8章 禅定
第9章 智慧
第10章 廻向
著者等紹介
ダライ・ラマ14世テンジン・ギャツォ[ダライラマ14セイテンジンギャツォ][H.H.the Dalai Lama,Tenzin Gyatso]
1935年、チベット東北部アムド地方に生まれる。2歳のとき転生活仏ダライ・ラマ14世と認められる。1949年の中国のチベット侵略に伴い、15歳で、政治・宗教両面の国家最高指導者となる。1959年に亡命。インドのダラムサーラに亡命政権を樹立。チベット問題の平和的解決を訴えつづけ、1989年にノーベル平和賞受賞。全チベット人が祖国復興の悲願とともに、ダライ・ラマ法王に絶大な尊敬と信頼を寄せている
谷口富士夫[タニグチフジオ]
1958年、愛知県生まれ。名古屋大学大学院博士課程(東洋哲学)修了。専門は仏教学。文学博士。現在、名古屋女子大学文学部助教授
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