出版社内容情報
瞑想による神秘体験に端を発し,無意識の世界のそのまた奥底=アーラヤ識を分析,追究してやまない瑜伽行派の全体系の解明をこころみる。『講座・大乗仏教』より単行本化。
目次
1 瑜伽行派の形成
2 瑜伽行派の文献
3 唯識説の体系の成立
4 世親の識転変
5 唯識の実践
6 無相唯識と有相唯識
7 中観と唯識
8 瑜伽行唯識から密教へ
9 地論宗・摂論宗・法相宗
著者等紹介
高崎直道[タカサキジキドウ]
1926年生れ、東京大学哲学科卒。現在、鶴見大学学長、東京大学名誉教授
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