出版社内容情報
さまざまな媒体で数々のレシピを提案してきたベテラン料理研究家が、これまで「本当はもっとこう伝えたいのに、字数に制限があって書ききれなかったこと」や「ラクにするならこんな方法がある」「こうしたほうが断然おいしいくなる」と思いつつも伝えられなかったことを、本書ですべてを吐き出します。
雑誌やウェブなどで紹介されるレシピの多くは「簡潔に」「食材や調味料も最小限に」が基本となっていて、よりおいしく作るためのコツ、あるいは失敗を避けるためのちょっとしたコツ、また「なぜこの作業が必要なのか」「なぜこのタイミングでこうするのか」といった“レシピの行間に潜む意味”は省かれてしまいがち。本書はこの“行間”を楽しく読みながら、日々の料理をもっとおいしくするためのコツを学べるエッセイ&レシピ集です。
目次
1章 「家庭料理」は、もっとおいしくなる(麻婆豆腐には、家庭料理のすべてが詰まっている;しょうが焼きは、鶏むね肉がいい!;チキンソテーは、厚いところと薄いところを両方楽しむ ほか)
2章 知ってほしい、雑誌では伝えきれない新しいおいしさ(作りおきより「半つく」が、今の私にちょうどいい;すべての料理が「うまみたっぷり」じゃなくていい;じっくり加熱してくたくたにしたり、煮くずれさせたりするおいしさもある ほか)
3章 私の「おいしい」を作るもの(基本の調味料と油のこと;冷蔵庫に「水だし」があると、重宝します;便利な調理道具には、どんどん頼る ほか)
著者等紹介
井原裕子[イハラユウコ]
料理研究家、食生活アドバイザー。愛知県生まれ。アメリカとイギリスに計8年間在住、訪れた国は20か国以上という経験を持ち、世界の料理から日本の家庭料理まで幅広いジャンルを得意とする。料理動画メディア「DELISH KITCHEN」の副編集長を6年間務め、4万本以上の料理レシピを監修。NHK「きょうの料理」「あさイチ」などテレビをはじめ、書籍・雑誌でレシピを提案する。企業向けのメニュー・商品開発など、フードコンサルティングも行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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