語りたくなる紫式部―平安宮廷の表と裏

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語りたくなる紫式部―平安宮廷の表と裏

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391160826
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C0076

出版社内容情報

2024年の大河ドラマ「光る君へ」の主人公として注目が集まる紫式部を、最新の研究をもとに再評価。格差社会、ジェンダー、ルッキズム、権力闘争……新たな視点で読み解く、いちばんはじめに読んでほしい、紫式部と平安文化の入門書!

●紫式部の人となり、宮廷での生活、生涯、そして代表作『源氏物語』『紫式部日記』に関する最新の研究に基づいた考察など、はじめて源氏物語を読むときや国語の授業のサブテキストとして、またドラマを深読みするためのソースとしても役立つ一冊。
●清少納言、和泉式部など、紫式部のライバルである平安文学の担い手たちの魅力も余すことなく紹介。
●紫式部と同時代に平安宮廷で活躍していた藤原道長、藤原公任、一条天皇、赤染衛門、藤原彰子、藤原定子、藤原隆家、源倫子ら魅力的な人物たちの、充実した「イラスト人物事典」を掲載。ドラマの登場人物と比較して楽しめる。
●平安文学研究の第一人者による、平安時代のかな文学における「男」「女」「情愛」といった観点からの物語や和歌の構造分析も充実。
●表向きは雅で風流な毎日をおくる平安貴族たちが、いかに愛憎と権力が渦巻く過酷な世界でさまざまな策謀を巡らせていたか、当時の宮廷のリアルな様子を誌面に再現。
●複数相手が当たり前!? ロリコン、ストーカー、不倫……自由すぎる平安貴族の男女関係など、平安貴族の文化、風俗についても、さまざまな視点で分析。
●「格差社会」、「階級・権力闘争」、そして「ジェンダー」や「ルッキズム」など、現代に通ずる政治的・社会的なテーマについても、当時の時代状況と絡めながら分析。

読めば必ず誰かに話したくなる、紫式部と平安貴族の「表と裏」情報満載の一冊です!

内容説明

格差社会、ジェンダー、権力闘争、恋愛事情、タブー…新たな視点で読み解く。いちばんはじめに読んでほしい、紫式部と源氏物語入門書。

目次

1 紫式部の半生―女性の歴史の変換期を生きる(紫式部の生まれと育ち;紫式部の青春、恋愛、結婚;後宮に勤める―宮仕え生活;晩年の紫式部;紫式部年表)
2 平安宮廷で活躍した人々と紫式部(藤原道長;清少納言;和泉式部;赤染衛門;藤原彰子;藤原定子;一条天皇;藤原公任;藤原隆家;源倫子)
3 現代の目で見る『源氏物語』(『源氏物語』に登場する主要人物;『源氏物語』のあらすじ;平安貴族の恋のプロセス;平安貴族の結婚事情;平安貴族の結婚手順と離婚;奔放な恋愛を楽しむ平安女性;平安時代のルッキズム)
4 平安宮廷の日常を伝える『紫式部日記』(宮中の記録『紫式部日記』;『紫式部日記』に見る男と女;男性優位の制度と宗教;政治権力に密着する女性たち;性差を超えて活躍する平安女性たち)
5 紫式部ゆかりの地を訪ねて(廬山寺―紫式部邸宅跡;紫式部公園―父為時の赴任に同行;石山寺―『源氏物語』起筆の地;紫野―紫式部墓所;引接寺―紫式部供養塔;『源氏物語』や紫式部をもっと深く知る美術館・博物館;資料)

著者等紹介

吉井美弥子[ヨシイミヤコ]
早稲田大学第一文学部卒業。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。和洋女子大学教授。専門は平安王朝文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Taka

15
紫式部を知るための五つのキーワード。①秀才キャリアウーマン②地味で真面目③プライドとコンプレックス④人気作家、歌人⑤知性に裏打ちされた鋭い観察眼 藤原道長との仲は本当だったのか。実は清少納言はていしとの思い出を胸に枕草子を書いた。しょうし礼賛、道長のプロパガンダの為の紫式部日記の可能性は興味深い。自分は行き遅れて年上の男性と少しの間結婚して、娘の大弐三位は恋愛に花を咲かしているのが面白い。式部の清少納言、和泉式部、赤染衛門評。あらざらむ。和泉式部の情熱的な歌を知りたいので和泉式部日記も読んでみようかしら。2024/03/14

花林糖

13
図書館本。「紫式部と源氏物語の入門書」とあるので小難しくなく簡潔に書かれていて読み易い。紫式部以外では藤原道長・清少納言・和泉式部・赤染衛門・藤原彰子・藤原定子・一条天皇・藤原公任・藤原隆家・藤原倫子も系図有りで紹介。注釈やコラムも充実しているのも◎。2024/02/27

Tomonori Yonezawa

3
地元Lib▼23.12/8 㐧1刷▼五章一九一頁、紫式部の半生、当時の関係者、源氏物語、紫式部日記、ゆかりの地▼5つのキーワード、秀才キャリア、地味で真面目、プライド・コンプレックス、人気作家、観察眼で読み解く紫式部本。今風の語りで読みやすいが、軽薄・浮薄といったちょっとマイナスな印象が勝ちました。▼これまで紫式部、源氏物語、紫式部日記に馴染みがなく、清少納言ほか当時の人々のこともあまり知らないようなら、とっかかりとしてかなり分かりやすくていいかも。ただし、当時を今の感覚で見過ぎのような懸念あり。2024/06/16

としき

3
今年の大河ドラマは紫式部が主人公!紫式部と言うば光源氏!源氏物語は当然読んだことないし興味もなかった。さればドラマを理解する為に事前準備に選んだ本。紫式部の時代と言えば平安時代!大化の改新以降並々と続く天皇制の時代だが、その取り巻きが面白い。戦国時代のような武力ではなく、院政・関白といった取り巻きが魑魅魍魎たる宮廷時代。そんな宮廷の表裏を描いたのが源氏物語。詳しい内容はわからないが、この本を読んだだけでも光源氏に惹きつけられた。物語上の主人公ではあるが、この平安時代を知ることが出来る歴史書かもしれない。2024/01/25

ず〜みん

1
紫式部入門編といった感じの内容だった2025/03/25

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