PASH!ブックス<br> 元暗殺者、転生して貴族の令嬢になりました。

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PASH!ブックス
元暗殺者、転生して貴族の令嬢になりました。

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  • サイズ 46判/ページ数 294p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391157963
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



音無 砂月[オトナシ サツキ]
著・文・その他

みれあ[ミレア]
イラスト

内容説明

任務に失敗した暗殺者が転生したのは、公爵令嬢のセレナ。「私は元暗殺者。なりすますなんて簡単だ」そう思っていたセレナだが、頭がお花畑な母親や、彼女を蹴落とそうと周りを欺く義妹との感覚のズレにいら立ち、生きづらさを感じていた。周囲からの嫌がらせを痛烈にかわしながらも、その冷徹さゆえに疎まれ孤立するセレナは、義妹と第二王子の婚約を知り、ついに家出を決意する。しかしそこに、第一王子のエヴァンが現れて―!?愛を知らない冷血な元暗殺者は、怯むことなく貴族社会を突き進む!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

30
王太子暗殺任務に失敗し、護衛と相討ちとなった名もなき暗殺者が公爵令嬢のセレナとして転生する転生令嬢サスペンス。頭がお花畑な母親や、庶民から養子になり彼女を蹴落とそうとする義妹との感覚のズレに苛立ち、理解されずに生きづらさを感じる日々。妹と第二王子の婚約で周囲の勘違いが加速する中、彼女もまた優秀な第一王子と運命的な出会いを果たす展開で、暗殺者としての矜持が結果的に降りかかる火の粉を振り払い、危機に直面しても冷静に自分がどうあるべきかを意識しながら、危険を顧みずに立ち向かう姿に繋がっていてカッコ良かったです。2022/08/07

ホシナーたかはし

19
ネット版読了、カバーが色っぽいので購読。紙媒体になると、義妹のばかさ加減が酷すぎるしうっとおしくて、読むのがメンドくさくなるは思わなかった。母親も能天気だし父親は事態が急を告げているのに帰宅しないし、妙に引っかかるところがちらほら。ただネット版とは違う、誰ともパートナーにならない終わり方は良かった。何となく続編があるような気になる終わり方。2023/01/22

すがはら

13
厨二全開ってやつでしょうか。公爵令嬢に転生したのに暗殺者であろうとする主人公。途中まで、主人公視点の語りがずっと平坦なので色々と出来事が起きてるのに起伏に乏しい印象になっていましたが、他の人の語りが挟まれることで読みやすくなって良かった。前世では名前がなくて番号で呼ばれてたって言うけど、外部と遮断された暮らしではなかったなら何らかの呼び名は必要だったと思うけどな。不便だし、不審すぎる。番号も9千番台って何なの。まあ何だかんだで最後には実は本人が分かってないだけで愛し愛されてるらしいと判明。面白かったです。2023/08/06

nishiyan

11
暗殺対象の護衛騎士と相討ちとなり、気が付くと公爵令嬢セレナに転生した暗殺者九九五六番。過去の経験から公爵令嬢に成りすますなど簡単だと思っていたのだが…という転生もの。本人の思惑とは反して周囲からは異質なセレナ。闇ギルド長と出会って裏家業をしながらも、貴族社会の窮屈さにうんざりしているのは興味深い。第一王子エヴァンに絡まれるようになってからの展開は面白い。前世のときから愛を知らなかったセレナが学んでいく様は楽しく、裏家業が縁で保護した従者ティグルとエヴァンの駆け引きには、にやりとしてしまった。次巻が楽しみ。2023/10/18

starly

9
暗殺者から令嬢へ転生した主人公、セレナ。義妹に蹴落とされようになろうと欺かれようと淡々としており無関心だが、いざ自分自身に関わる事になると反撃に出る。ざまあ系の作品ではあるが静かに反撃に出る彼女にはどんな手段で反撃をするのか予想がつかない。恋愛に疎い彼女。恋愛面は強く出てはないが他者視点から綴られる話ではほんのりとした恋愛心が分かる。これは彼女が愛とは何か…。他者を大切に想う気持ちはどんなのか…人と関わりながら知っていく話。2024/01/07

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