出版社内容情報
●豊富な経験値をもち、私たちに人生の意味を深く考えさせてくれる人=「高齢さん」を理解するための心理分析&キーワード集。
あなたのまわりにいる「高齢さん」のほんとうの気持ちを知れば、「理解も共感もできない人」が「愛おしい存在」に変わる!
●高齢者の考えていることや行動パターンを知り、上手にコミュニケーションをとることは、現代人にとって必須スキルのひとつ。その言動の背後にある心理や感情を、キーワード別に分析&図解する、新しいタイプの実用書!
●『認知症の人の心の中はどうなっているのか?』(光文社新書)『マンガ認知症』(ちくま新書)などのヒット作でおなじみ、老年行動学の第一人者、佐藤眞一大阪大学名誉教授による最新作! 健常者はもちろん、寝たきりや認知症の老人といった自身の状態や感情を説明しにくい立場の高齢者の心理を精緻に分析し、きめ細やかなコミュニケーション技術を伝授!
●「いつも不機嫌・すぐキレる」「何度も詐欺に騙される」「頑として運転をやめない」「ゴミ屋敷をつくる」……さまざまなシチュエーションにおいて「私たちから見て理解しにく行動をとっているとき、高齢者は何を考えているのか、どう感じているのか」を理解することであらゆる高齢者とのコミュニケーションが円滑に!
●病院や職場で高齢者と接することが多い人、介護、接客関係者など、高齢者とかかわらざるを得ない立場にある人はもちろん、老いた親と暮らすことになった人や漠然とした「老い」への不安(自身・パートナー)を抱いている壮年層にも最適の1冊。
目次
1 あなたのまわりの「高齢さん」の正体(「老人」「お年奇り」「シニア」…違います!あなたのまわりにいるのは「高齢さん」なのです!;かつての「高齢者」も今やほとんど、まだ現役。人はいくつになったら「高齢さん」になるの? ほか)
2 もっとよく知ろう!「高齢さん」のこと(人はいつから老人になるの?;不都合なことは忘れるのはなぜ? ほか)
3 「高齢さん」の不思議行動の秘密(頑として運転をやめない理由は?;詐欺とわかっていても騙される理由 ほか)
4 「高齢さん」はどこへ行く?(急激に衰えるのはなぜ?;閉じこもると認知症になりやすい? ほか)
5 「高齢さん」のこれからの生き方(社会と関わりながら生きるには;介護する心理・される心理 ほか)
著者等紹介
佐藤眞一[サトウシンイチ]
大阪大学名誉教授。1956年東京生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程心理学専攻単位取得満期退学。博士(医学)。財団法人東京都老人総合研究所研究員、明治学院大学文学部助教授、同心理学部教授、ドイツ・マックスプランク人口学研究所上級客員研究員などを経て大阪大学大学院人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究分野教授。2022年に定年退職。現在、社会福祉法人大阪府社会福祉事業団特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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