安心な認知症―マンガとQ&Aで、本人も家族も幸せになれる!

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安心な認知症―マンガとQ&Aで、本人も家族も幸せになれる!

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  • サイズ 46判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391156577
  • NDC分類 369.26
  • Cコード C0077

出版社内容情報

NHKの人気テレビ番組司会者・立川志の輔さんも推薦!

「認知症の人が見ている世界/感じている世界」「認知症の介護をする家族が必要とする知恵」を、“認知症診療の第一人者”で日本認知症ケア学会理事長の繁田雅弘医師を代表とする、認知症にかかわる“プロフェッショナル”たちが、さまざまな視点から徹底解説。
取材ルポマンガ入りで楽しく読めて、超高齢社会ニッポンを待ち受ける「認知症世界の歩き方」が習得できる一冊です!

<本書に掲載されている内容から抜粋 ※詳細は本書をご覧ください>

Q:夫が「軽度認知障害」(MCI)と診断されました。いずれ認知症になるのでしょうか?
A:軽度認知障害と診断された場合、その後、認知症へ進展するかどうかは、じつはわかりません。診断された人には以下のように説明することがあります。
「あいまいで中途医半端な状態なので戸惑うかもしれません。でもあまり気にせずに、まずはバランスのよい食事や適度な運動、持病の治療など、健康全般に気をつけることを心がけてください。何かを諦めたり、自信をなくしたりする必要はありません」

Q:父が認知症と診断されました。進行を防ぐために「脳トレ」をさせようと思います。いかがでしょうか?
A:世界保健機関(WHO)が2019年に発表したガイドラインでは、脳トレなどの認知トレーニングの効果は否定されているわけではありませんが、エビデンス(医学的根拠)のレベルは非常に低いと示されています。脳トレが好きでやりがいを感じてやっているなら問題ありませんが、楽しめずにストレスを感じている場合は、やめたほうがよいでしょう。

Q:認知症になって数年もたてば、家族の顔もわからなくなると聞きました。本当ですか?
A:認知症が進行していく経過やスピードは患者さんによってさまざまで、数年で症状が進む人もいれば、亡くなるまで症状が軽い人もいます。認知機能テストの点数は落ちても、仕事や日課を行うことをやめずにこれまでの生活を継続し、安定した状態が続いている人もいます。

Q:家族が認知症と診断されました。これから、どうしたらよいでしょう?
A:早めに考えたいのは、家族の財産・経済状況を把握すること。年金や貯金、土地、金融商品、負債などは、できるだけ症状が進まないうち(本人が判断できる時期)に確認しておきましょう。今後、必要になってくる介護費用に備えるためにも大切です。

Q:乱暴な物言いや徘徊、物盗られ妄想など、認知症の「行動・心理症状」は、介護のやり方しだいで起こりにくくなるって本当ですか?
A:本人が感じている不安や孤独感が軽くなり、気持ちが落ち着くと、起こりにくく、改善しやすいことがわかっています。

……本書では、多くの人たちが感じてる不安を“安心に変えるアドバイス”が、具体的かつ実践的にたっぷりと紹介されています。

内容説明

認知症の専門医、高齢者ケア研究の大学教授、看護師、介護士、ケアマネジャー、介護施設の運営者、当事者家族たちの知恵が満載!

目次

序章 介護家族から学ぶ「認知症の真実」(症状が進むなかで、とまどったこと、心掛けたことは? 介護家族としての“不安”;家族が感じる「認知症の本人」のホンネとは? “本人の気持ち”と“家族の気持ち” ほか)
第1章 認知症への不安がなくなる「医療の最新常識」(もの忘れが増えた高齢の母。認知症をどう見極める? 認知症の可能性がある人の特徴;診察・診断を嫌がる父。どうしたらよい? 認知症の診察を嫌がる本人への接し方 ほか)
第2章 本人も家族もラクになる!「介護環境」の整え方(家族が認知症と診断されたら何をすべき? 認知症と診断されても慌てずに済む基礎知識;「要介護認定」の認定調査を受ける前に必要な準備は? 正しい認定を受けるコツ ほか)
第3章 知っておくと役立つ!介護家族の知恵(介護がたいへんな「行動・心理症状」は避けられる? 認知症の「中核症状」と「行動・心理症状」の違い;できれば避けたい“認知症のNGケア” ほか)
第4章 認知症とともに、幸せに暮らす(介護がいよいよ大変になり、つらいのですが… “第三者”の存在が、介護の行き詰まりを防ぐ;症状が進んでも、在宅介護を続けられる方法は? 「認知症病棟への一時入院」という選択 ほか)

著者等紹介

繁田雅弘[シゲタマサヒロ]
東京慈恵会医科大学精神医学講座教授。日本認知症ケア学会理事長。認知症専門医。東京慈恵会医科大学を卒業後、精神医学講座に所属し、1992年よりスウェーデン・カロリンスカ研究所老年病学教室の客員研究員、2003年より東京都立保健科学大学教授、2005年より首都大学東京健康福祉学部学部長、2011年より首都大学東京副学長を務めた。2017年より東京慈恵会医科大学精神医学講座教授に就任、同時に首都大学東京(現都立大学)の名誉教授の称号を得た。医療の枠にとらわれず、認知症の人をいかに支えるかを追求。神奈川県平塚市の実家にて認知症の啓発活動などを地域住民と共に行う「SHIGETAハウスプロジェクト」を主催

森下えみこ[モリシタエミコ]
静岡県生まれ。コミックエッセイのほか、書籍や広告、雑誌などのイラスト、マンガを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ris3901

5
親が気になり始めた入門編として良かったです。遠方の両親と帰省時に話していて、二人で過ごしているのは良くないと感じたのですが、早いうちからプロに見てもらうことは 病気が進行する前から人となりを理解してもらう等、他にもメリットがあるのですね。2022/03/24

むさみか

4
今私が持ってる不安や恐れが そのまま 認知症で具現化したら・・・ 怖がってる認知症 そのものになるんですね 不安を取り除くのって 大事なんだと実感します 安心して落ち着いて 出来ることを存続させる 出来なくなったら サポートしてもらう 認知症がでても 適切なサポートをすれば 落ち着いて生活することが 出来そうですよ 入門編として よい本でした2022/04/05

シュウヘイ

0
認知症の介護は家族で抱え込まない サービスをうまく利用する2022/02/11

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