出版社内容情報
総アクセス1億を軽く突破する超人気ブログ「7人家族の真ん中で。」の第二弾を2冊同時発売で!
紫色の表紙が目印のこちらは、認知症が進んだ、著者の姑さんが主役。
もともと気難しく、周囲の人を怒らせるのが得意だった姑さんが、認知症が進行したことによって、さらに周囲の人を振り回しています。
新たなステージに進んだ嫁姑の「闘い」を笑ってください。
本書のメインイベントは、在宅介護のためのリフォーム騒動。背筋も凍るスリルとサスペンスです!
著者等紹介
バニラファッジ[バニラファッジ]
現在は要介護5と要介護3の姑シスターズを在宅介護しつつ、主婦兼母親兼ブロガーとして忙しい毎日を送る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
香菜子(かなこ・Kanako)
13
91歳毒舌系女子、喧嘩を売って生きてます。バニラファッジ先生の著書。介護の大変さ、介護の辛さは、介護経験者にしかわからないと思います。義理の家族の介護を明るく献身的にされてきたバニラファッジ先生には心から尊敬。高齢化社会の進展で、認知症問題、介護問題は深刻化する一方ですね。2018/07/19
Squirrel
13
認知症の義母様との付き合いのコツが満載。誰にでも当てはまるというわけでもないだろうが、対応ひとつで穏やかにすむことを学習。それでも、うっかり放った一言で面倒なことになったりと、その日常が目に浮かびます。我が父も認知症が出てきているので、参考になったこともあります。それにしても、気が抜けない毎日だろうなと思うと、著者の心の安定を保つ力と体力の高さを感じます。2015/10/28
日々珠
13
マウンティングという言葉を知ってから読んだ。「笑える介護」の本を同僚の方が探していたのでお貸しした所、好評。猛る義母への愛ある対応の具体例は励ましになる。もっと広く読まれて欲しい、介護をこわがらなくてもいい、と思えてくる本だ。介護の渦中で、これほどのからっとした淡々と笑える作品化…有難うございます…!2015/02/04
やまとさくら
8
一気読み。前作より認知症が進んでいくギボ子さん。嫁としてのファッジさんに加えて、ご家族とのやり取りの中で介護の極意もありました◎イメージしてもらうのに、コトバだけでなく体を使って説明。左右の耳の聞こえが違うせいか、聞こえた方と反対方向に反応したりする◎著者のブログ「7人家族の真ん中で」も好評のようです2017/12/21
くるた
4
要介護レベル4と5の姑・小姑と同居。これは、リアルに直面したらかなりしんどいと思う。自身のストレスも相当なものでしょうに、義母の扱い方を構築して、姑と小姑の喧嘩を冷静に分析してネタにまで昇華させ、グランドフェアリー(かなり認知症が進んだ状態)となった姑をかわいいとまで思える著者、ほんとすごい。嫁(著者)と違って母親と喧嘩になってしまう夫に対し「お父さんはお婆ちゃんが不利になることを言うからだよ。負けてあげなよ。」と言う孫、立派。父と母が頑張ってる所を毎日見てるからだろうな。笑える所もたくさんありました。2015/06/10