出版社内容情報
日本人の死因の、常に上位を占めている脳卒中と心筋梗塞。主な原因は、血管の老化である動脈硬化です。血管の老化スピードには個人差がありますが、特に進行が早いのは、血液の中の悪玉コレステロール(LDL)や中性脂肪が多い、あるいは善玉コレステロール(HDL)が少ない、いわゆる脂質異常症の人たち。脂質異常の人の血液はドロドロで血管内壁を傷つけやすいからです。
本書は、脂質異常症の最大の要因である過食、高脂肪食、運動不足などの悪い生活習慣を改善するための、簡単に実行できる101のノウハウをご紹介します。
Part1:コレステロール、中性脂肪が増えるとどうなる?
コレステロール、中性脂肪がたまりやすいのはこんな人!/なぜ動脈硬化が怖いのか?/治療の目標数値は人それぞれ違う/脂質をコントロールする生活術――など
Part2:コレステロール、中性脂肪を下げる101の方法
(食習慣を見直そう編)
食べすぎを防ぐには?/栄養バランスのとり方/外食メニューの選び方/水分を摂っていますか?/減塩していますか?――など、10の方法
(この食品に要注意!)
コレステロールが多い食品/油脂類/糖質/アルコール――など、8つの注意項目
(おすすめ特効食品)
大豆/納豆/青魚/イカ、エビ、タコ/アブラナ科の野菜/スプラウト/きのこ類/ネバネバの野菜/海藻/寒天/オリーブ油/ウーロン茶/果物――など、47の特効食品
(おすすめ特効成分)
ビタミン/ミネラル/タウリン/大豆レシチン――など、7つの特効成分
(低脂肪、低カロリー調理術)
肉料理を食べるなら/油を減らす/低カロリーで満腹のコツ――など、8つの方法
(安心生活術)
ストレス・マネージメント/血行促進/ウォーキング/筋力トレーニング――など、21の方法
内容説明
血管ボロボロが進行する前に!狭心症、心筋梗塞、脳卒中からわが身を守る食事・運動・生活のコツ!
目次
1 コレステロール、中性脂肪が増えるとどうなる?知識編(コレステロール、中性脂肪がたまりやすいのはこんな人!;血液の脂質異常症ってなに?;動脈硬化に関わるコレステロール;なぜ、動脈硬化がこわいのか?;中性脂肪も動脈硬化を早める;治療の目標数値は人それぞれ違う;脂質をコントロールする生活術)
2 コレステロール、中性脂肪を下げる101の方法(食習慣を見直そう;この食品に要注意!;おすすめ特効食品;おすすめ特効成分;低脂肪、低カロリー調理術;安心生活術)
著者等紹介
阿部博幸[アベヒロユキ]
医学博士。循環器専門医。臨床内科専門医。1938年生まれ。1964年札幌医科大学卒業。慶應義塾大学医学部付属病院にてインターン修了後、米国へ留学。1972年ペンシルバニア大学フィラデルフィア小児病院およびクリーブランド・クリニックにてクリニカル・フェロー修了。順天堂大学講師、日本大学助教授、スタンフォード大学客員教授、カリフォルニア大学客員教授、杏林大学客員教授を歴任。現在、目白大学客員教授、トーマス・ジェファーソン大学客員教授。1988年医療法人社団博心厚生会を設立、九段クリニック、アベ・腫瘍内科・クリニック、九段クリニック水戸の理事長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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