新ドライビング・メカニズム―ヒトとクルマを考えたドライビングの最適解

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391143577
  • NDC分類 537.8
  • Cコード C0076

出版社内容情報

本書は日本を代表するレーシングドライバー、ガンさんこと黒澤元治氏が「ドライビングには理論がある」をモットーに、そのメカニズムに言及し、明確かつ厳格さをもってドライビングの本質を解明した本である。クルマをより速く、効率よく、安全に走らせるにはどうすればよいか。そのためには、クルマと、それを操るドライバーである人間、そしてドライビングそのもののメカニズムを解明する必要がある。どれほどの腕を持つドライバーであっても、人体に与えられた生理学的・解剖学的限界を超えてクルマを走らせることは不可能だし、どれほどの性能を有するマシンであっても、タイヤの摩擦円を外れて運動を行うことは絶対に不可能なのだ。ヒト・クルマ・タイヤ。認知・判断・操作。そして、その中に生まれ来るステアリング・インフォメーションと、不可避のタイムラグの補正。これらが、ドライビングの本質であり、ドライビング・メカニズムそのものなのである。これさえ完全にものにすることができれば、誰もが最速のドライバーになれる。本書で是非その理論を理解していただきたい。また日常運転にも1章を割き、より「安心」と「安全」を求められる一般公道でのドライビングについても詳しい解説を試みた。すべてのドライバーに読んでいただきたいドライビングの神髄をお伝えする一冊である。

内容説明

2013 SUPER GT Series LEON RACING監督就任。伝説のドライバー、ガンさんが語るドライビングの神髄。

目次

PROLOGUE ドライビングの“メカニズム”を考えて欲しい!
1 ヒトとクルマのメカニズム―ドライビングを複雑・困難化させる、人間とクルマが持つ要素
2 タイヤのメカニズム
3 サーキット走行時のメカニズム
4 日常運転のメカニズム
EPILOGUE Driving for Your Favorite

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

vinlandmbit

26
ドライビングに関して、ヒトの身体的、生理的事柄とクルマの物理的、工学的側面からロジカルに説いている一冊。中でもステアリングインフォメーションとタイヤの重要性、摩擦円の考えは、これまでと異なる視点をくれました。自家用車購入後も折に触れて読み返したいとおもいます。2014/08/24

1
さすが、ガンさん。 ドライビングとは何かを分かりやすく説明している。 本当に説明がうまいなぁ。

Yoshito Tsujii

1
前作に日常運転のメカニズムの章を追加して、全てのドライバーに役立つ理論が丁寧に説明してある本。理系や工学に興味のない人には理解が難しいかもしれないが、読んでみて損はないと思う。2013/05/23

Aira

0
先日のベストモータリング同窓会でご本人から購入。(しかもサインまで!) 黒澤さんのドライビングに関する理論を結集させたのがこの本。 クルマが好きな人、ドライビングに興味がある人は是非読んでみて下さい。 ドライビングを追求して50年以上、その豊富な経験に基づく言葉の一つ一つに説得力があります。 着目したのは神経の伝達速度。これが遅い為(約50m/s)、認知してから、判断・操作するまで0.05s程のタイムラグが生じる。それをどうやって補うか、、、、、、詳細は本文にてどうぞ。2013/04/14

K

0
メモ ドライビングの基本は認知、判断、操作 人間の限界0.02秒はどうしようもない、予測で対応。そのために経験とセンサーが大切。視覚情報とそれ以外、まとめてステアリングインフォメーション。スリップアングルにより復元力か生じる。同乗者が恐くない運転とは加速度が小さい運転。同乗者はステアリングインフォメーションが得られないから恐怖を感じる。 行動では摩擦円か極端に小さいとイメージしてGコントロールすると練習になると思った。

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