出版社内容情報
西洋医学の現場でも、盛んに取り入れられるようになってきた漢方。西洋医学と漢方医学、双方のメリットを生かし、相互に補完しあうことで、患者さんにとって最善の治療につながると期待されています。本書は、これから漢方治療を受けてみたい方、実際に処方され服用している漢方薬について詳しく知りたい方など、漢方に興味がある一般読者に向けて、基礎情報をまとめてお伝えするものです。医師が処方する保険適用になる漢方薬すべてについて、効果効能、どんな人に向くか、注意すべき副作用、どんな生薬で構成されているかなど、詳しく解説しています。
PART1 なぜ今、漢方なのか
・現代の医療における漢方の役割
・注目されている漢方薬の効果
PART2 なんとかしたいこの悩み! 症状・病気別漢方治療
・漢方での病気のとらえかた
・漢方治療の考え方
・漢方における診察と治療の進め方
・症状・病気別漢方治療……かぜ/咳(せき)、痰(たん)(気管支炎、気管支ぜんそく)/アレルギー性鼻炎、花粉症/胃もたれ、食欲不振、胸やけ、胃痛/便秘/下痢/過敏性腸症候群/肥満/頭痛/めまい/動悸(どうき)、心悸(しんき)亢進(こうしん)/頻尿、排尿困難、残尿感/腰痛、下肢痛(座骨神経痛)/肩こり/関節の痛み・腫れ(変形性ひざ関節症など)/しびれ、神経痛/にきび/湿疹・皮膚炎/皮膚の乾燥、かゆみ/不眠/イライラ、不安、抑うつ/冷え症/貧血/寝汗、多汗/むくみ/月経異常/つわり、妊娠中の諸症状/産後の回復不全/不妊/更年期障害/疲れやすい/認知症/虚弱体質/持病がある人の漢方治療(高血圧、糖尿病、脳血管障害、肝機能障害、がん治療中の不調、西洋薬の副作用対策、病後の体力低下)
PART3 これでわかる! 医師からもらう漢方薬
・漢方薬とは
・漢方薬の上手な使い方
・健康保険がきく、医療用漢方方剤148全ガイド
・主な生薬
内容説明
頭痛、めまい、腰痛、ひざ痛、肩こり、かゆみ、不眠、冷え症、認知症…など58の病気・症状別に紹介。
目次
1 なぜ今、漢方なのか(現代の医療における漢方の役割;注目されている漢方薬の効果;Q&A)
2 なんとかしたいこの悩み!症状・病気別漢方治療(かぜ;咳、痰(気管支炎、気管支ぜんそく)
アレルギー性鼻炎、花粉症
胃もたれ、食欲不振、胃痛、胸やけ ほか)
3 これでわかる!医師からもらう漢方薬(安中散;温経湯;黄連解毒湯;葛根湯 ほか)
著者等紹介
嶋田豊[シマダユタカ]
富山大学大学院医学薬学研究部和漢診療学講座教授。1982年富山医科薬科大学医学部卒業。2003年富山医科薬科大学医学部教授、2005年富山大学医学部教授、2006年富山大学大学院医学薬学研究部教授。大学附属病院の和漢診療科において漢方医学と西洋医学の融合診療を行うかたわら、漢方薬の臨床効果や作用機構などを研究。血管性認知症に対する釣藤散の有用性を明らかにした研究などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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*mayu*
ナポリタンに牛乳
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ともたか
葛宮詠