子どもを放射能汚染から守りぬく方法―被ばく量がわかる計算式付き

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  • サイズ B6判/ページ数 145p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391140798
  • NDC分類 493.19
  • Cコード C0077

出版社内容情報

放射能は怖いけれど、何をすべきかわからない。政府は「健康に問題はない」と繰り返すばかりでとても信用できない。「いったいどれだけ被ばくすると危険なの?」「結局うちの子は大丈夫なの?」。福島第一原発の事故後、お母さん、お父さんの立場に立った政府やマスコミへの提言で熱い支持を受ける武田邦彦氏が、正しい放射線対策を伝授。危険な放射性物質の避け方、放射性物質を取り除く掃除法、食品の選び方など、子どもの被ばくを少しでも減らすための“日常生活でできる具体的な方法”をやさしく解説します。尾木直樹氏(尾木ママ)との緊急対談にもぜひ注目を。「被ばく量がわかる計算式」収録。

プロローグ 子どもの目線で放射性物質がたまりやすい
危険な場所をチェック
緊急対談 武田邦彦×尾木直樹
     「子どもの将来を守るために」
PART1 子どもを放射能から守る
PART2 ママとパパのための放射線対策
PART3 放射線を防ぐ日常生活の知恵
PART4 疑問や不安を解消するには
PART5 子どもたちの未来のために
●被ばく量がわかる計算式
●放射能の用語ミニ事典

内容説明

放射性物質を取り除くには掃除がいちばん。

目次

プロローグ 子どもの目線で放射性物質がたまりやすい危険な場所を再チェック
緊急対談 武田邦彦×尾木直樹―子どもの将来を守るために
1 子どもを放射能から守る
2 ママとパパのための放射線対策
3 放射線を防ぐ日常生活の知恵
4 疑問や不安を解消するには
5 子どもたちの未来のために

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京生まれ。東京大学教養学部基礎学科卒。工学博士。卒業後、旭化成工業入社。同社ウラン濃縮研究所長、芝浦工業大学教授、名古屋大学大学院教授を経て2007年より中部大学教授。内閣府原子力安全委員会専門委員などを務めた。世界で初めて化学法のウラン濃縮に成功し、日本原子力学会から最高の賞(平和利用特賞)を受賞、放射線関係では第一種放射線取扱主任者など広い分野の原子力実績をもつ。2000年に『「リサイクル」してはいけない』(青春出版社)を出版、ペットボトルのリサイクルがかえって環境を悪くすることを指摘し、大きな話題になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる@珈琲読書

6
★★★☆☆ わかりやすい表現で簡潔に知りたいことがまとめられている。ただ単に危険を煽るわけではなくどうしたらいいのかということが明確に述べられておりためになる。年20ミリ、「直ちに・・・」は共感。2012/01/28

6
どういうところに放射線が溜まり易いか、どういうことに気を付けていればよいか、どういう対策を取ればよいか、簡潔にまとめられているので読み易かった。たとえ放射線を比較的多めに浴びたとしても、ある基準値までは身体が回復する力を持っているというくだりは、子どものことが心配な親達にも安心を与えてくれるのではないかな。2011/11/21

D21 レム

6
初めて知ったのは、人間には放射線によって障害を受けても自分で回復する力があり、回復量は一日に3マイクロシーベルトらしい。マスクも意味があるようだ。「風評被害」のことはまったく著者の言うとおりだと思う。現状はひどいことになっていると思う。体調を整え、運動で新陳代謝を高め、食品は1㌔あたり10ベクレル以下を選び、周りに流されず、家は拭き掃除をする。とりあえず家やベランダを掃除しよう。原発推進から態度を変えることをためらわずに正しいことを主張する著者の態度にも学ぶ。2011/09/25

ラブラブラッキー

6
★★★★★とても読みやすくそしてわかりやすい。日本にはまだたくさんの原発があるし他人事ではないと思う。知識を頭に入れておくのは大切だと思う。2011/06/27

どりたま

5
著者の本は非常に簡潔な書き方をしているので、理解しやすい。福島原発事故の前に読んでいれば、非常に役立ったと思った(その時は関心がなかったから読むはずはないのだが…)。事故後直後の対策だけでなく、これからの放射能との付き合い方も書かれているので、これを参考に今後に生かしたいと思います。著者は推進派と言っていたのだが、今は中立派なのかな?2011/09/14

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