出版社内容情報
突然の恐怖不安に襲われるパニック障害は、推定患者が2~4%といわれていますが、きちんとした治療を受けている患者さんは少ないのが現状。本書ではマンガを多用して典型的な症状を紹介し、診断と最新の治療法をわかりやすく紹介します。上手な日常生活の過ごし方や家族の患者への接し方もアドバイスします。
第1章 こんな経験をしたことはありませんか?
第2章 パニック障害ってなに?
パニック障害はこんな病気/パニック障害の主な症状/パニック障害はなぜ起きる/パニック障害になりやすい人ってどんな人?/パニック障害は治るのか?
第3章 パニック障害であらわれやすい症状
主症状はパニック発作/パニック発作の主な症状/予期不安の主な内容/広場恐怖
第4章 パニック障害の診断と治療法
何科に行けばいいか/パニック発作の自己診断基準/薬物療法と精神療法/認知行動療法/自律訓練法
第5章 パニック障害とどうつき合うか
日常生活の過ごし方/家族はどう接すればいいか/パニック障害 Q&A
目次
第1章 こんな経験をしたことはありませんか?(満員の通勤電車の中で、突然それは起こったのです。あまりにも激しい動悸と息苦しさに、このまま死ぬのではないかとパニックになりました;それは八月のうだるような暑さの中、渋滞の高速道路の車中で、突然からだがカーッと熱くなり、めまいがしてきました ほか)
第2章 パニック障害ってなに?(こんな症状があったらパニック障害かも;パニック障害はこんな病気 ほか)
第3章 パニック障害であらわれやすい症状(主症状は予期しないパニック発作;パニック発作の主な症状 ほか)
第4章 パニック障害の診断と治療法(治療を受けるためにはどこに行けばいい;診察を受けるときの心構え ほか)
第5章 パニック障害とどうつき合うか(上手な日常生活の過ごし方;家族はどう接すればいいか ほか)
著者等紹介
山田和男[ヤマダカズオ]
東京女子医科大学東医療センター・精神科准教授。1967年東京に生まれる。1991年慶應義塾大学医学部卒業、同大学医学部精神科神経科学教室入局。1992年慈雲堂内科病院精神科副医長、1995年慶應義塾大学病院漢方クリニック助手、2002年慶應義塾大学医学部東洋医学講座専任講師、2003年山梨大学医学部精神科神経科講師を経て現在に至る。専門研究分野は臨床神経薬理学。また、精神科領域における漢方医学の研究・臨床応用にも積極的で、現在、精神保健指定医、日本東洋医学会指導医・認定専門医を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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