やっと。やっと!―パニック障害からぬけ出せそう…

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やっと。やっと!―パニック障害からぬけ出せそう…

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391137613
  • NDC分類 916
  • Cコード C0076

内容説明

何があっても仕事だけは絶対やめない!ずっと踏ん張ってきたけれど、もうダメ…。もう何もできない、何もいらない―。自分を傷つけ、遺書を書き、命を削った…。ひとりもがき苦しんだ地獄の10年をいま語る。

目次

第1章 ある日、私に起きたこと(最初の発作は1999年6月21日。母の葬儀の翌日でした;誰にも言えない。誰にも言わない ほか)
第2章 パニック障害を自力で治そうと…(自分なりの試行錯誤;その1 行商みたいな大荷物を持つ ほか)
第3章 生きてきた道を振り返ってみれば(子どものころから予兆はありました;両親の喧嘩の場面を目にしたことがトラウマに ほか)
第4章 そして生き地獄を味わった2か月(一度は健やかな心と体を取り戻せたのに…再発;たどり着いた都内のホテルで呼吸困難に ほか)
第5章 今。足りない自分を受け入れて…(落ちるところまで落ちた後;病気と闘わずに、病気とつき合う ほか)

著者等紹介

大場久美子[オオバクミコ]
昭和48年、劇団に入り子役として活躍。昭和50年、NET(現テレビ朝日)の「決定版!あなたをスターに」に応募、審査員特別賞を受賞。CMなどで話題となり、昭和52年に東芝EMIから「あこがれ」で歌手デビュー。“一億人の妹”のキャッチフレーズでシングル・アルバムを次々とリリース、ゴールドレコード賞を2回受賞。昭和53年、代表作となったTBSドラマ『コメットさん』に出演し、ブロマイド売上が2年連続1位になるなど絶大な人気を得る。女性アイドル初の日本武道館単独公演「さよならコンサート」でアイドル卒業を宣言し歌手活動を停止。以後は本格的に女優としての道を歩みテレビ・映画・舞台などで幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばいきんまん

12
'14.1-19(19)パニック障害についてはあまり深く調べた事がなく、浅い知識しかなかったので「こんなにも怖い物が増えて行くものなの!?」と驚いた。また「大場さんってこんな濃い人生を送って来てたんだ」とも(病気の事は知っていましたが)。想像を超える過去の一方、大荷物の話や食事の話、自分をだます・ごまかす術の話など(他にもたくさん!)は私自身の事のようで笑ってしまうほど共感。苦しい中にずっと居るのはつらいから、藻掻く人々はみんな同じようなことを試行錯誤するんだな。スタッフの皆さんには脱帽です。2014/01/28

猫乃三八

6
TVで拝見する通りのいつまでも少女のような大場久美子さんのお人柄が垣間見られる本でした。いじめられていた子供時代に赤ちゃんが扇風機にあたりながら眠ると皮膚呼吸が出来ないため(迷信?)に死んでしまうことがあると知り、小学生時にそれを試してしまったと書かれていてとてもショックでした。パニック障害についてもそうですが家族や周りの人への配慮・前向きな生き方などとても勉強になりました。2013/07/15

pino

5
どの病気もそうだと思いますが、パニック障害のつらさも経験して初めてわかりました。大場さんが、わがまま病だと思われるのがいやだったと語っていらっしゃいます。そのお気持ち痛いほどわかります。元気そうにみえても人知れず苦しんでいる方も大勢いらっしゃると思います。そっと手をさしのべられる人になりたいです。2012/03/01

akir@t

3
自分もパニック障害で苦しんでいるから、よくわかる。でも、抜け出せた人の体験談って、とっても心強いなあ2009/11/24

マリー

1
これはやはり経験した人でないとわからないと改めて本を読んで思った。パニック障害、不安障害、統合失調症、解離性障害、いろいろあるけど家族やまわりの人から「甘え」と思われて理解されない苦しみを抱える人が多い。大場久美子さんが勇気を持って自分の体験を綴ってくれたことに敬意を表したい。2016/07/16

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