間違いだらけのエコ生活

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784391136289
  • NDC分類 519
  • Cコード C0077

内容説明

マイ箸・エコバック・リサイクル…国民の善意のエコ生活、実は全部ムダ!?ウソにまみれた環境問題の真実が明らかに。

目次

第1章 エコ生活から考える環境問題(エコ生活は、本当に地球にやさしい生活ですか?;レジ袋よりエコバッグを使うほうが環境に良いのですか? ほか)
第2章 地球温暖化から考える環境問題(温暖化で地球は本当に暑くなっているのですか?;北極や南極の氷が融けても、海水面は上昇しないのですか? ほか)
第3章 エネルギーと食料から考える環境問題(石油がなくならないように、節約して使うべきですか?;バイオエタノールでエネルギー問題は解決しますか? ほか)
第4章 「こころ」から考える環境問題(エコ生活の強要がいちばん環境に悪いのですか?;節約やリサイクルよりも大切なことは何ですか? ほか)

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。東京大学教養学部卒。工学博士。名古屋大学大学院教授を経て、現在、中部大学総合工学研究所教授。多摩美術大学非常勤講師を兼任。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省中央教育審議会専門委員。2007年、『たかじんのそこまでいって委員会』(読売テレビ)に出演、現在の日本の環境問題のウソを指摘して話題になる。わかりやすく、歯に衣を着せない解説が人気となり、テレビ・講演・雑誌など、多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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aisapia

13
良い本。エコなんて無駄!と主張するような本ではありませんでした。 最終的にエコな生活とは無駄なエネルギーを使わない生活=こころが満たされ満足できている生活。物を多く持たずに、長く使える愛用の品に囲まれることが大切とのこと。いいこと言うやーん!と思いました 笑 そして温暖化も田舎では100年で0.7℃の気温上昇だが、都会では1.4℃上がっている。私たちがニュースで見ている猛暑報道はヒートアイランド現象の報道だったのか…と納得した。ちょっと冷静になれる1冊。2022/04/25

のし

10
こんな実態があったなんてしりませんでした。そして、これからどう行動していきエコ生活を目指すかという課題も新たに発見することができました。2012/10/20

Artemis

9
環境を考えるときは大局で考える。視野狭窄になると、本質的な問題解決にはならない。そして、自分の行動の免罪符代わりに、エコであることを理由にしてはいけない。自分の気に入ったものを大事に使うことで、自分も幸せでありエコであるとも思う。そして、感謝の気持ちを持つこと。そうすれば自然に無駄はしなくなる。物事がそうなったのには理由があって、変える時にはそこを見極めて手を入れないと本末転倒なことになる。2016/02/06

shinjihm

9
たとえばエコカー。ガソリンは使わないかもしれないけれど、エコカーを作るには普通の車よりもコストがかかる。またその過程でたくさんのエネルギーを使う。CO2も排出する。燃費は良いが、エコカーを作ること自体が環境に良くないというジレンマ。その他マイ箸やエコバッグ、リサイクルなどにも潜むウソを1つ1つ検証しています。いや、本当に愕然とする内容も多かったです。それにしても、まず正しく知るということが大事なんですね。目からウロコ間違いなしの一冊です。2015/12/27

SARU

8
単純な事でも気付けていないものです。エコ♪エコ♪なんて言ってやってたことは、無意味だったり、逆効果だったり。プロパガンダなどでできた大きな流れは、間違いに気付けても正していくのは難しい。後半のエネルギー問題で日本に残された道…の項目は、2008年の本とはいえ厳しい。2013/01/17

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