内容説明
「患者さんの“死の恐怖”をやわらげること。それが私たち医師の仕事です」年間100回以上の講演で全国を飛び回る終末期医療の名医が語ってくれた―。死を恐れずに見つめてわかった“幸せに生きるために大切なこと”。あなたは残された時間をどう使いますか。
目次
第1章 いかに上手に生きるか―日々幸福に生きるための秘訣(今日一日何をしましたか?;自分さえよければ、それでいいですか? ほか)
第2章 いかに上手に死ぬか―死ぬ前にどうしてもしておきたいこと(上手に死ぬための対策づくり;嫁を看取る姑の話 ほか)
第3章 いかに上手に老いるか―人生の自由時間を笑って過ごす(人生のゴールを見つけよう;老人期は人生でもっとも自由な時間 ほか)
第4章 いかに上手に病むか―自分にとって大事なものを考える(全人医療とは;全人医療の4つの要素 ほか)
著者等紹介
朝日俊彦[アサヒトシヒコ]
1946年香川県高松市生まれ。岡山大学医学部卒業。医学博士。1979年、岡山大学医学部講師、1982年より香川県立中央病院泌尿器科部長を経て、2007年あさひクリニック(香川県高松市)を開設。現在、日本ホスピス在宅ケア研究会副理事長、日本尊厳死協会理事、日本緩和ケア学会評議員、かがわ尊厳死を考える会会長を務める。1983年からがん告知を始め、学会での報告、全国での講演会などで、終末期医療についての認識を広める活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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