出版社内容情報
愛犬たちとともに野を歩き、魚を釣り、野草を採る。釧路川のほとりに住み着いた釣り人の日常の断片集。
内容説明
「ここは死の穴でいっぱいの場所だったのだ…」かつて巨大魚を追って分け入った釧路湿原の、恐ろしく、濃い自然にひかれ、弟子屈に永住。愛犬たちとともに野を歩き、魚を釣り、野草を採る。そんな一人の釣り人の、厳しくとも豊かな日常の断片集。
目次
第1章 弟子屈まで(30年前に見た巨大魚の写真;死の穴でいっぱいの湿原 ほか)
第2章 魚たちとの日々(イトウ釣り決死夜行;屈斜路湖のニジマス ほか)
第3章 愛犬たちとの日々(トラ柄のレトリーバー、『トラ』;犬と子供たちの散歩 ほか)
第4章 イッショ・モシリ(キムン・カムイ~山に居る神~;鹿の村 ほか)