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内容説明
青森県立三本木農業高校の盲目の馬・タカラコスモスと女子馬術部員・湊華苗との3年間の記録。
目次
第1章 十和田で(タカラコスモスの出産;競技馬の「女王」に;「女王」の失明;タカラコスモスと藤森先生;「一緒に帰ろう」;失敗に終わった温泉治療)
第2章 通い合うこころ(華苗、タカラコスモスに出会う;いうことを聞かない馬;馬術部の、そして冬の厳しさ;「私がコスモの目になる!」;タカラコスモスの「旅」;開かれたこころ)
第3章 別れの日(タカラコスモスの仔、モスカ;ある「別れ」;「最後の競技会はコスモと」;バイバイ、モスカ)
著者等紹介
橘内美佳[キツナイミカ]
1965年、東京生まれ。編集・ライター・出版社を経てフリーに。生活情報誌、実用誌などで活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
40
タカラコスモスと華苗さんの事は随分前にニュースで知りました。映画にもなり、当時話題になっていました。今回この本で華苗さんが失明して苛立っていたタカラコスモスとどのように心を通わせていったのかがよく分かりました。華苗さんの事を尊敬します。本当に馬が好きで努力家で凄い人です。私だったら途中で挫けていたと思います。華苗さんの御両親も良い方で華苗さんへのアドバイスに娘さんと馬への愛が感じられます。コスモの出産と子育て、そして別れ、目の奥がじわっと熱くなりました。2021/07/02
Keiji Oda
1
華苗ちゃんとタカラコスモスの出会い…モスカ。親子の別れ、アッシーの死………とにかくやられるわこの本。2013/05/03
みい⇔みさまる@この世の悪であれ
1
◎…今話題の映画の元になった本です。彼女のひたむきさが文と、そして時折見られる写真にこめられています。2008/10/25