内容説明
糖尿病治療の第1は食事療法だが、その基本原則をひと言で表現すると「腹八分目で偏食せず」ということになる。糖尿病の食事は、限られたエネルギーの範囲なら、なにを食べてもかまわない。栄養的にバランスがとれた食事が大切なのだ。本書では、始めから最後まで「食事」の話を中心に、「運動」のこと、「くすり」のこと、さらに、よりよい生活習慣を身につけるための「生活上のヒント」などを、できるだけわかりやすく解説。
目次
1章 「あなたは糖尿病」と言われたら
2章 原因も治療も生活習慣の中に
3章 本当に怖いのは数々の合併症
4章 『食品交換表』をマスターしよう
5章 食事療法の簡単テクニック
6章 外食・インスタント食品の上手な利用法
7章 運動療法の効果的実践法
8章 薬物療法の正しい進め方
9章 すぐに役立つ生活上のヒント
著者等紹介
相磯嘉孝[アイソヨシタカ]
1940年千葉市生まれ。京都府立医科大学卒業。1967年、東京都立豊島病院内科勤務。1972年、千葉大学にて学位を取得。1974年、都立豊島病院内科医長(内分泌、代謝担当)となる。1978年、糖尿病友の会「かとれあ会」を結成。現在、会員数は300名。現在、日本糖尿病学会学術評議員、日本糖尿病学会研修指導医、東京都糖尿病協会学会側理事。1993年9月、東京・東武東上線大山駅近傍で、糖尿病専門クリニック「あいそ内科」を開設
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