内容説明
合戦とはそのなかで活躍する人物の行動の集大成ともいえる。合戦の歴史は、その意味で人物・人間の歴史でもある。合戦の主役、そして合戦のなかで命を賭けて戦う人々の心情などにも、思いを馳せてほしい。
目次
第1章 奈良時代まで
第2章 平安時代
第3章 鎌倉時代
第4章 南北朝時代
第5章 室町時代
第6章 戦国時代
第7章 織豊時代
第8章 江戸時代
第9章 幕末・維新
生存伝説が残る人物
著者等紹介
安田元久[ヤスダモトヒサ]
大正7年(1918)生まれ。東京都出身。昭和18年、大学在学中に兵役のため休学。2年半の軍務を経て復学。昭和22年、東京大学文学部国史学科卒業。日本中世史専攻。文学博士。東京大学助手、北海道大学助教授を経て学習院大学教授。昭和54年、同大学文学部長。同60年より学習院大学長。平成元年11月、人気満了により退職。平成8年死去。主な著書に、『初期封建制の構成』『日本荘園史概説』『武士団』『地頭及び地頭領主制の研究』『日本初期封建制の基礎研究』『源頼朝』『守護と地頭』『平家の群像』『後白河上皇』その他多数
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