痛みをとって「ラクラクひざ」にする本

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784391124712
  • NDC分類 493.6
  • Cコード C0077

内容説明

ひざが痛む病気の代表的なものは「変形性ひざ関節症」です。これは主に、太ももの筋肉やひざの関節軟骨の衰えが誘因となって起こる病気で、老化現象の1つです。ですから、年を重ねればだれでもかかる可能性がありますが、避けられない病気ではありません。「ひざが老化すると、なぜ痛くなるのか」という基本的なことがわかれば、早期に手を打って予防することができますし、発症してからも進行を食い止めることができるのです。本書では、痛みが起きるしくみや原因をわかりやすく解説し、痛みをやわらげ、進行を食い止めるための運動療法や、ひざに負担をかけないための生活の工夫などを、患者さんの立場に立ってきめ細かくアドバイスしています。

目次

1章 ひざが痛くなるのは、なぜ?
2章 ひざが痛む病気で最も多いのが「変形性ひざ関節症」
3章 ひどくなる前に専門医の診察を受けよう
4章 こんな病気も変形性ひざ関節症と似た痛みを起こす
5章 運動をすればひざの痛みは軽くなる
6章 ひざの負担を軽くする日常生活の工夫

著者等紹介

田中尚喜[タナカナオキ]
1987年岩手リハビリテーション学院卒業。1989年東京厚生年金病院リハビリテーション室に勤務。現在は、同病院の主任理学療法士。運動療法の指導訓練のほかに、1994年には世界水泳選手権チームトレーナーとしても活躍。痛みを訴える患者さんの立場にたって、“体にやさしい運動療法”をめざしている。また、少しでも痛みを感じないで歩けるようにと、靴の研究・指導に熱心に取り組んでいる

片山直樹[カタヤマナオキ]
1973年新潟大学医学部卒業。1974年より東京厚生年金病院に勤務。1984年同病院整形外科部長となり、現在に至る。専門は、ひざ関節傷害をはじめ、スポーツ外傷、関節鏡手術、運動療法など。整形外科医として診察・治療に専念するかたわら、に日本体育協会スポーツドクターや、海外の水泳選手権大会のチームドクターを務めるなど、幅広く活躍。「ひざの痛みは、適度な運動や保温によって軽くすることができます。自己流で治そうとせずに、必ず整形外科を受診してください」と説いている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。