内容説明
「道の道とすべきは、常の道にあらず」ではじまる、『老子』の思想の中核は“道”である。天地に先立って存在し、万物を生みだす根元的な存在―“道”。人間および国家のよい生き方、よいあり方の本質に警句や逆説を駆使して迫る。
目次
道の道とす可きは常の道に非ず
天下皆美の美たるを知る
賢を尚ばざれば
道は冲にして之を用う
天地は仁とせず
谷神は死せず
天は長く地は久し
上善は水の若し
持して之を盈たさんとするは
営魄を載せ一を抱き〔ほか〕
「道の道とすべきは、常の道にあらず」ではじまる、『老子』の思想の中核は“道”である。天地に先立って存在し、万物を生みだす根元的な存在―“道”。人間および国家のよい生き方、よいあり方の本質に警句や逆説を駆使して迫る。
道の道とす可きは常の道に非ず
天下皆美の美たるを知る
賢を尚ばざれば
道は冲にして之を用う
天地は仁とせず
谷神は死せず
天は長く地は久し
上善は水の若し
持して之を盈たさんとするは
営魄を載せ一を抱き〔ほか〕