内容説明
わが国の経済界がニクソン・ショックに揺れ混乱と暗中模索に明け暮れていた一九七一年十一月、エースラインの株価が突然火をふいた―戦後最大の乗っ取り事件といわれた、三光汽船によるジャパンラインの株買占め事件をモデルに、海運再編や政・官・財の動向をからめて描く男たちの闘い。
目次
第1章 発火(株価急騰;次官と社長 ほか)
第2章 炎上(開いた幕;死人の口 ほか)
第3章 余燼(原油入札;国会質問 ほか)
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