現代教養文庫 東京近郊 一日の行楽

田山 花袋【著】

社会思想社（1991/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 301p／高さ 15X11cm
• 商品コード 9784390113809
• NDC分類 915.6
• Cコード C0195

目次

東京とその近郊（武蔵野の背景；林の趣味と水郷の美；丘の西郊；川の東郊　ほか）
東京近郊一日の行楽（小金井とその附近；多摩川の鮎漁；深大寺；柴又の帝釈天；向島の四季；浅草十二階の眺望；海晏寺；千束の池；東神奈川八王寺間　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[iwasabi47]

『東京近郊　一日の行楽』大正七年、『一日の行楽』大正十二年六月三十日（震災前）の抄録。浅草十二階からの眺望や国木田の逸話。花袋M4年生当時46歳～52歳位なので明治初期との対比。取り敢えずよく歩く（バスは使用してない。まだあまりないからか）。鉄道案内もあるが私には判らない（地図はない。『一日の行楽』の未収録分に地図あるらしい）見えにくいが古刹等の写真あり。私は土地勘ないので古地図欲しい。元本読みたいな。

2022/09/27

[hitsuji023]

東京の地理に詳しい人はいいかもしれない。昔の名所の記述があるのでそこを訪ねてみるのもいい。

2020/03/22

[讃壽鐵朗]

今と比べると面白い

[三田郎]

ただ、ひたすら関東近郊を歩く。国木田独歩はもちろん、川本三郎の郊外散歩文章とかと一緒に読むと良い。

2024/06/01