内容説明
あのD&Dのデザイナー、ゲイリー・ガイギャックスによるRPG実用的解説書。
目次
はじめに ゲームマスターの技量
1 達人ゲームマスターとはなにか?
2 どうやって達人の度合をはかるか?
3 なにから手をつけるか?
4 最高の役割のための準備
5 設定世界―その創造と維持
6 ルールとシステム
7 シナリオの作り方
8 キャンペーンの失敗する理由
9 ゲームマスターの直面する諸問題
10 広報活動と出版
11 コンベンションの開き方
12 自分の出版物を作る
13 達人を目指す者をどうやって手助けするか?
14 グランドマスターの哲学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マサトク
1
じつに32年越しの積読消化。前作「ロールプレイングゲームの達人」のさらに先を見据えたD&D制作者(の一人)による本。ぜんたいに「言いたいことは分かるが、網羅的に書きすぎてフォーカスがぼやけてるなあ」という本ではあるが、それも今となっては時代性として受け止めて読むべきものではあろう。著者は後書きで、TRPG50周年は見られないだろうと書いていて、実際に2008年には亡くなってしまった。しかし気づけば来年2024年にはD&D50周年ではある。してみると、ネットなき時代にどうだったかを感じるための本でもあるか。2023/01/06
やま
0
たんなるゲームマスターの入門書ではなく、コンベンションの開催や雑誌の出版まで言及されている。2016/08/06