内容説明
本書は、D&Dのデザイナーであるガイギャックスが、初心者からベテランまでのすべてのRPGプレイヤーのために、「キャラクターの作り方」「グループ運営の仕方」等々について、具体的かつわかリやすく説明したRPGの徹底解説書です。
目次
1 ロールプレイング・ゲーム、それは新たなる愉しみの泉
2 プレイヤーの達人
3 マスターの達人
4 グループは個の集まりにあらず
5 ルール、その構造と修正
6 探索そして研究
7 戦術的な達人
8 自分自身のゲームを作る
9 さらに偉大なる達人とは
10 達人への道のり
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やま
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D&Dのデザイナーの著作というだけで一読の価値があると思う。ただ、本書は前提条件が違いすぎてTRPGをよくやっていた頃に読んだとしても参考になったかどうか。2016/08/28
6月屋
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前提としている状況が元々違うかあるいは変わってきているため、ピンとこない指摘が多いように感じた。2015/10/03
はつかねずみ
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ゲームプレイヤーからゲームマスター、デザイナー、果ては広報に到るまでを含めた様々な立場について書かれたTRPG関連書籍。 とは言っても、割合としてはほとんどをゲームプレイヤーとゲームマスターについて裂いており、時代の移り変わりによって微妙に使えなくなってる情報もないわけではないけど、ほとんどは今読んでも納得できる。 ただまあ、これをPL・GM両方の面で活かせるかはまた別問題として……。2013/04/06
マサトク
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1989年の初版だから、30年積んでいての読了。大人になった最近TRPGに復帰してみたからなのかもしれないが、うーむ、30年前にこれを読んで響いたかどうかはわからんな。内容はあまりにも「普通」。そりゃそうだろうということしか書かれていない。「わがままなプレイはいかん」とか「キャラクターや世界を学び、それに沿ったプレイをこころがけよう」とか、せいぜい「独自サプリ・ルールを採用するなら、他のプレイヤー集団とも交流しないとタコツボ化して衰退するよ」とかいったもの。うーむ。教育書として考えても出来はイマイチかも。2019/07/24