目次
１ カルタゴへの道
２ 海洋帝国の誕生
３ カルタゴの大航海時代
４ ローマとの攻防
５ カルタゴの６６０年
６ フェニコ＝カルタゴの世界
７ カルタゴの教訓
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
9
フェニキア人の一支族カルタゴ人。地中海を更にはジブラルタル海峡を越え大西洋に漕ぎい出た民族。アフリカ、セネガルに交易拠点を築き、喜望峰を越えチフス海に回遊したかもしれない民族。或いは交易を北へブリタニアに伸ばした民族。商業民族は帝国とまで言わせたのは、パクス・ロマーナを目論む寡頭制ローマのカトオが追い詰めた末路だったのでは。最期の猛者ハンニバルのアルプス越のカプリ南侵の敗北からカルタゴ全滅の過程はローマの巧妙な策に傭兵軍しか持たないカルタゴには成す術の無いもないことだった。→2023/09/10
うえ
5
カルタゴは古代都市国家の一つであったが、やがて海の帝国と呼ばれるようになる。「海外植民地の広大なひろがりと、その連絡と安全を保障することのできた強大な海軍を所有したことは帝国の名に値するものであったのだ。…アリストテレスの記述によると、王すなわち国家元首は「シュフェテス」と呼ばれていた…カルタゴの憲法では「大評議会」のほかに、もう一つの議会である「市民の議会」のあったことを証言している…シュフェテスの召集による場合もあれば、また市民の自発的な発議によって、この大衆集会は市内の広場で開かれていたという」2022/10/13
ルス
3
読了しました。2024/12/13
ビタミン
0
★★★★☆2012/10/28
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