出版社内容情報
上田 信[ウエダ マコト]
著・文・その他/編集
内容説明
憐れとも愚かとも思えるまで自分を裏切らず、敢然と目的実現に突き進んだ男、そして女。歴史の表舞台から消えた〓ある人々の物語。
目次
序 『三国志演義』にみる「〓」なる生き方―明代史の視点から
金〓信―新羅の三国統一における最大の功臣
弓裔―新羅を憎悪し、高句麗再興を掲げた隻眼の僧
寇準―「義に赴き、白刃を忘れ」、宋遼の百年平和をもたらした〓
笵仲淹―「公罪の無かる可からず」、政治家の義〓
辛棄疾―「男児は死に到るも心鉄の如し」、文武両道の義〓
崔忠献―王を越える権力者になった男
チンギス・カン―どん底から世界征服者へ駆け上がった英雄とそれを支えた僚友・盟友たち
崔瑩―社稷に身命を捧げた高麗の武人
馬皇后―天下を慈愛で包んだ大姉御〔ほか〕
著者等紹介
上田信[ウエダシン]
1957年、東京都生まれ。1982年、東京大学大学院人文科学研究科東洋史学専攻修士課程修了。現在、立教大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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