出版社内容情報
今村 仁司［イマムラ ヒトシ］
著・文・その他
栗原 仁［クリハラ ジン］
著・文・その他
内容説明
本書では、フーコーの思想を理解するために、第一部の生涯編においてその時代背景や数々の知的交流を紹介し、第二部の思想編においては彼が投げかけた哲学的諸問題とその変遷をたどる。
目次
第１部 フーコーの生涯
第２部 フーコーの思想（初期の思想（一九六〇年代）
中期の思想（一九七〇年代）
後期の思想（一九八〇年代））
著者等紹介
今村仁司［イマムラヒトシ］
１９４２（昭和１７）年、岐阜県に生まれる。京都大学経済学部卒。同大学院博士課程修了。元東京経済大学教授。２００７（平成１９）年、逝去
栗原仁［クリハラヒトシ］
１９６５（昭和４０）年、宮城県に生まれる。慶應義塾大学文学部卒。埼玉大学大学院修士課程修了。パリ第一（パンテオン＝ソルボンヌ）大学博士課程ＤＥＡ取得。筑波大学大学院博士課程文芸・言語研究科単位取得満期退学。現在、埼玉大学他非常勤講師（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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遊た(ゆうた）
3
フーコーの思想が詳しく解説されていてよかったです。三つの時期に分けてその思想が解説されていたのですが、それぞれの特徴がよくわかりたいへん参考になりました。初期の思想では構造主義だったのが、中期や後期でその枠組みから抜け出ていくというのがよくわかる内容の解説だったのでフーコーの思想の全体像を知るには最適な本だと思いました。2017/07/06
