出版社内容情報
小牧 治[コマキ オサム]
著・文・その他
目次
1 哲学者をめざして(少年哲郎;文芸へのあこがれ;結婚と影響を受けた人々)
2 自己表現の道(ニーチェとキルケゴールを通じて;主観的な体験から客観的な芸術・文化へ;思索の日々と家庭生活)
3 日本論確立への道(日本への回帰;アカデミズムの世界へ;西欧留学と『風土』)
4 人間の学としての倫理学(倫理学の意義・課題・方法;人間存在の根本構造と空間的・時間的構造;国家論と国民的当為の問題)
5 戦後の和辻と私人としての和辻(天皇制論議;日本の悲劇の反省―『鎖国』;日本特有の倫理思想―『日本倫理思想史』;愛と苦悩と)
著者等紹介
小牧治[コマキオサム]
1913(大正2)年京都府に生まれる。東京文理科大学哲学科卒。フランクフルト大学に留学。文学博士。東京教育大学名誉教授。2000年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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