Century Books 人と思想 76<br> ウィトゲンシュタイン

Century Books 人と思想 76
ウィトゲンシュタイン

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  • サイズ B6判/ページ数 223p
  • 商品コード 9784389410766
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C1310

内容説明

「人と思想」は、世界の有名な大思想家の生涯とその思想を、当時の社会的背景にふれながら、立体的に解明した思想の入門書です。第1編の生涯編で、思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、第2編では、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介してあります。平易な記述といきいきとした表現を心がけ、新鮮な印象が残るように努めました。

目次

1 世紀末ウィーン―ウィトゲンシュタインの思想的基盤
2 前期の思想―言語・論理と倫理・芸術との葛藤
3 過渡期の思想―その探究と哲学への復帰
4 後期の思想―晩年の生と思想
5 ウィトゲンシュタインの人間像

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

13
とても美しく書かれてある。この本の最後も非常に美しい終わり方。 2013/07/04

向う岸

4
「語り得ないことについては、沈黙しなければならない」人は価値ある人生を求め、価値の何かについて言葉の限りを尽くしてそれを語ろうと務める。しかしウィトゲンシュタインは事実の世界を語るのと同じようには決して語り得ないということを自覚しながらもなお価値を求めようとすると、もはや沈黙するしかないと説いた。内容としてはウィトゲンシュタインの半生を追うことに大半を費やしており、彼の思想についての解説が少なくてやや食い足りない。反論出来ない相手に 「ストーブと議論しているみたいだ」と非難したのはパンチラインとして秀逸。2013/12/21

脳疣沼

3
かなり良かった。これまで分からなかったウィトゲンシュタイン の哲学のある部分が理解できた。薄い本に要領よくまとまっていて、入門に最適。2018/07/25

百十一

1
人と思想シリーズということで、ヴィトゲンシュタインの伝記的な本であった。彼がWWⅠで前線に自ら志願して出ていったこと。その後教師になったり、建築をしてみたりしたこと。彼の波乱万丈の人生を見てとることが出来てよかった。その中で多少思想の中身の説明もあったが、それはあまり理解できなかった… ただ、言語ゲームについては理解出来たのでよしとしよう。 後半は集中力が切れてしまい、雑に読んでしまったがそんな時もあるだろう。2022/06/06

えむ

0
ウィトゲンシュタインの生涯と著作を概説。思想の解説はあっさりしている印象を受けたが、かなり読みやすかった。2016/10/04

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