内容説明
「人と思想」は、世界の有名な大思想家の生涯とその思想を、当時の社会的背景にふれながら、立体的に解明した思想の入門書です。第1編の生涯編で、思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、第2編では、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介してあります。
目次
序章 ドフィネ・アルプスとグルノーブル
1 愛されざれる故郷
2 幸福と、そのありか
3 崇高と優しさを求めて
4 「小説」へのあゆみ
5 崇高化された恋する人びと
終章 「VISSE,SCRISSE,AMO」
年譜
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くり坊
2
図書館本。巻末にあるスタンダールの年譜を見るために手に取りました。彼が『恋愛論』という評論を、何歳の頃に書いたのか?が知りたかったからです。本書の終章にて、著者は「恋」はスタンダールの永遠のテーマであった。(212頁)と書いています。わたしも、そう思っています。その人物が追求した「恋愛」という感情の軌跡が生み出す人間ドラマは、そこには様々な「恋心」というものがあることを教えてくれます。では、その「恋」とは、どのようなものなのか?に切り込もうとしたのが『恋愛論』という書作なのですが…そちらを手に取ります。2023/09/21