感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
無識者
7
神(しん)なるものであったり死後の世界を想定することは「よくいきる」ことを考えるうえで一助になるが、それを信じられない私でもやはり「よくいきる」ことはつきまとう。社会規範で人を殺していけないとなっているのは、それが社会にとって合理的であるからとしか私は思えないが、個人にとって合理的な場面に出くわしてもやはり違和感がある。積極的に法改正を求め、国会前に抗議しに行っていた私ですら何らかのルールがありそれを守ることが良い事、それ自体おかしいルールであってもそう思えてしまうのはどうしてだろうかと読後に思った。2019/10/30
なつき
1
『ソクラテス』読了。センチュリーブックス人と思想シリーズ、中野幸次著。ソクラテスについての基礎事項を確認したくて読んだので、それには適している本だった。ソクラテスの思想そのものよりは、時代背景やそのひととなりなどを、スケッチ的にしるしていった読みもの本であるといった印象。2017/04/14
SK
0
293*著者のソクラテス愛が暑苦しい。また、引用と著者の意見が入り雑じっており、分かりにくく読みにくい。2009年の32刷を読んだが、誤植だらけ。出版社の怠慢か。2016/11/13
まど
0
伝記的な記述が長いが、考察部分には他の本にはない指摘も あって役に立った。2021/10/12