感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maekoo
7
1966年第1刷、小生は1991年1月新装改訂版第3刷所持。 古典文学には主語が無く表現が抽象的ですが通信伝達手段が今の様なネットやSNSの様なモノが無く和歌が中心でありモノの考え方も自然や情感を込めた表現です! 従って言葉の中にも古歌からの引用や表現があり源氏物語を理解する上でも原文の注釈や語釈は無くてはなりません! いわゆる現代語訳は作家の読みと感性が表現された創作であり深くこの物語世界を理解する上でこの国文学権威による評釈は大きな導きとなります! 読む人によって解釈が →②2023/02/25