出版社内容情報
つむじまがりのヤナコッタさんは,みんなが好きなものは何でも嫌い。なかでもクリスマスは大嫌い。ところが隣の子供たちがくれたクリスマスプレゼントがきっかけで,思わぬ事件に……。「ニューヨーカー」の人気コラムニストによる,クリスマス・ストーリー。
内容説明
へそまがりのヤナコッタさんは、世界中のすべてが大嫌い。飼い犬のデイジーとも仲が悪いし、みんなが好きなものは大嫌い。とくにクリスマスはサンタもツリーもなにもかもが気にいりません。パーティなんてもってのほかです。ところが、となりの子どもたちがくれたクリスマス・プレゼントがきっかけで、思いもよらないことがおこります…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
25
どんなスクルージかとおもいきや、結構ご近所さんから慕われていておかしい。オタマさん結構気に入って、一人で読んでます。2017/12/21
gtn
24
例え嫌な奴であっても、そっとしておくのはやっぱり無慈悲。そいつのことを思い遣って、勇気の一言をかければ、憎まれ口を叩くかもしれないが、命の奥底では、頭を下げているに違いない。2021/10/24
のえる
21
クリスマス関連の絵本を読みたい🎄という訳で読友さんを通じて見つけた本書を図書館で借りた。 へそまがりのヤナコッタさんはどんなことも大嫌い。でも、そんなヤナコッタさんにどこか憎めない要素も抱いたりして。 ご近所さんたちがヤナコッタさんに優しくて心が暖かくなる。2020/11/27
♪みどりpiyopiyo♪
16
へそ曲がりのヤナコッタさんは、世界中の全てが大嫌い。何もかもが気に入りません。■絵がユーモラスでクスッとしちゃうけど、あらあら これはこまったヤナコッタさん。こんなおじいさん(おばあさんも?)私達の町にも居そうです。ここまで分かりやすくなくても、もうちょっとまともそうに見せてても中身はこんな感じのおじさん も よく見るよね。■このまま いじわるじいさんで終わるのか?と思ったら、最後に小さな奇跡が起きて、ちょっとにっこりでした ( ' ᵕ ' ) (1991年)2017/12/20
ユエ
6
そういえば、こんな風なおじさんも多くみかけるなぁ。イラストがすごくおマヌケ感があって、気難しいおじさんでもクスッと笑えます。ヤナコッタさんにはどんなクリスマスが待っているのか気になります。2014/12/17
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- 和書
- 唐中期の浄土教