出版社内容情報
未曾有の天災により惹き起こされた原発事故。
福島はいま、“フクシマ”のカタカナ表記と共に風評被害にさらされている。
郡山の奥座敷・磐梯熱海温泉で離れの宿『よもぎ埜(よもぎの)』を経営する著者は、
廃業か存続かに揺れる温泉街で果敢に再生・復活の道を選ぶ。
この時期に新たな投資を起こし、借金を背負ってまで新生よもぎ埜を創る意思は、
絶対に負けない! という不屈の闘志に裏打ちされている。
3.11から150日、2011年8月11日に再オープンの日を設定、突貫工事で困難をねじ伏せた馬力は、
遅々として進まない復興に勇気を与える再生の物語。
【著者紹介】
東京都、大森生まれ。専修大学商経学部卒業。昭和50(1975)年、大森東口にクラブ『ラ・ジョロナ』オープン。以後、大森を中心にさまざまな業種・業態の飲食施設を展開。平成3(1991)年、クラシックホテル『大森西洋館』オープン。平成5(2007)年、石橋隆太郎がティオスグループ社長就任。現在、ティオスグループオーナー。
目次
プロローグ 2011年3月11日午後2時46分。その時、あなたはどこにいましたか?
よもぎ埜ものがたり 父と母のものがたり
私にとって何ものにも替えがたい 父と母の“かたみ”
福島がどうして?何をしたというのですか
先の見えない闘い よもぎ埜は生き残れるのか
始まった奇跡への挑戦 負けてたまるか!!
よもぎ埜再開への道のり “なんだ坂”“こんな坂”
震災5ヵ月後の8月11日に照準
サイは投げられた…私は絶対あきらめない!
エピローグ 最後まで跳ねるのです
著者等紹介
石橋孝子[イシバシタカコ]
東京都、大森生まれ。専修大学商経学部卒業。昭和50(’75)年、大森東口にクラブ『ラ・ジョロナ』オープン。以後、大森を中心にさまざまな業種・業態の飲食施設を展開。平成3(’91)年、クラシックホテル『大森西洋館』オープン。平成5(’93)年、郡山・磐梯熱海温泉離れの宿『よもぎ埜』の経営を引き継ぐ。平成19(’07)年、石橋隆太郎がティオスグループ社長就任。現在、ティオスグループオーナー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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