出版社内容情報
「日本料理はサラダの宝庫」とは著者の弁。
和え衣やたれ、浸け地にひと工夫加えるだけで、素材の組合せや盛付けの発想を少し柔軟にするだけで、日本料理がサラダに生まれ変わる。
日本料理の技法をベースに、それをサラダとしてブラッシュアップするアイデア、
世界を知る著者ならではのグローバルな発想をたっぷりと紹介。
真空・低温調理やガストロバックなど、科学的裏づけに基づいた新しい調理法も駆使しつつ、野菜のおいしさの本質に迫る120品。
※10月に英語版を発売予定
●料理リストより
【春のサラダから】
筍と牛肉/分葱とオイルサーディンと新玉葱/筍のカルパッチョ/蛍烏賊と山独活と蕨/蕗とホワイトアスパラガス/小蕪千枚サラダ/花見串──車海老とアボカドとオリーブ/文甲烏賊とうるい/おからのレタス包み 他
【夏のサラダから】
水のサラダ/車海老と青瓜のパスタ/賀茂茄子と桃のミルフィーユ/枝豆蓮根豆腐/管牛蒡のペンネ/胡瓜と水茄子/焼き茄子のカルパッチョ/蓮芋/茗荷 他
【秋のサラダから】
松茸のカルパッチョ/柿なます/栗とスプラウト/マスカットとばちこ/栗煎餅と慈姑煎餅/エリンギの菊菜ジェノベーゼ/鯖きずしと糸目昆布/貝柱の林檎ラビオリ 他
【冬のサラダから】
赤貝と金時人参/ふぐ白子とトリュフ/寒鰤と辛味大根と生ハム/数の子とほろほろ鳥/聖護院大根のステーキ/聖護院蕪と金時人参と豆腐/鰆と金柑/ New World Sushi /牡丹海老/根セロリのババロア/金時人参と豚皮ポップコーン/手綱こんにゃくとパルメジャーノ 他
【著者紹介】
村田吉弘(むらた よしひろ)1951年生まれ。京都の老舗料亭「菊乃井」の3代目主人。本店、木屋町店(「菊乃井 露庵」)、赤坂店の3店のほか、百貨店等で6店の物販店を展開する。「NPO法人日本料理アカデミー」理事長。『月刊専門料理』(柴田書店)をはじめとする専門誌への協力、さまざまな研究活動や講習会、世界各国のシェフたちとの交流を通して、日本料理を世界へ発信するための活動の陣頭指揮を執る。著書は『京料理から こんなん旨い、こんなん好きや』『ホントは知らない日本料理の常識・非常識』(柴田書店)、『割合で覚える和の基本』(NHK出版)など多数。
目次
SPRING
SUMMER
AUTUMN
WINTER
料理解説
著者等紹介
村田吉弘[ムラタヨシヒロ]
1951年京都を代表する老舗料亭「菊乃井」の三代目として誕生。1976年名古屋の料亭「加茂免」での修業を経て京都へ戻り、「菊乃井木屋町店」(現在の「露庵菊乃井」。1979年に現在地へ移転)を開店。1989年菊乃井木屋町店を「露庵菊乃井」として新築開店。1993年株式会社菊乃井代表取締役社長に就任。1999年百貨店を中心に、そうざいなどを販売する売場「菊乃井」を開設。2004年東京に「赤坂菊乃井」を開店。2006年『菊乃井風花雪月』(講談社インターナショナル)を出版。2012年別会社を設立し、9月にイギリス・ロンドンの金融街、ブロードゲート・ウエストに、モダン・ジャパニーズ・レストラン「Chrysan(クリサン)」をオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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白黒豆黄昏ぞんび
ぷー
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