出版社内容情報
おいしいパンをつくるには、ただレシピを知っているだけでは事足りない。たとえば、ミキシング時の変速タイミングや材料を加える順番には、パンの骨格づくりのための明らかな理由があるし、発酵中に生地の中でどんな科学変化が起きているかを知れば、ねらったパンに仕上げるための工夫ができるようになる。本書は、プロのパン職人に必要な理論や知識をていねいに解説した上で、その知識を生かしてパンづくりを実践してもらう構成。67種類の掲載パンは、フランス、ドイツ、イタリアパンのスタンダードレシピから、あんぱんやカレーパンや食パン、ベーグルやドーナッツにいたるまで幅広く網羅。初級者にも理解しやすいように、レシピはすべてカラープロセス写真付き。
◎目次より抜粋
1. 製パン理論
パンはどうして膨らむのか/オーブンの中で起こっていること/パンの香りはどこからくるのか/イーストの活動/熱効率と熱伝導
2. 製パンの基本技術
ミキシング/分割・丸め/発酵/成形/焼成
3. ハード系のパン
バゲット/パン・ド・カンパーニュ/パン・ド・セーグル/チャバッタ/ヴァイツェンブロート 他
4. セミハード系のパン フォカッチャ 他
5. ソフト系のパン
あんパン/クリームパン/メロンパン/ブリオッシュ/クグロフ/バターロール 他
6. 型で焼いたパン
山食パン/ハードトースト/パン・ド・ミ/レーズンブレッド/ウォールナッツブレッド
7. 折り込み生地のパン
クロワッサン/パン・オ・ショコラ/デニッシュ
8. 揚げパン カレーパン/ドーナッツ 他
9. 特殊なパン
ベーグル/シュトレン/グリッシーニ/ブレッツェル/イングリッシュマフィン
10. サワー種のパン
ヴァイツェンミッシュブロート 他
11. 自家製酵母種のパン
レーズン種/ヨーグルト種/パン・オ・ルヴァン/パネットーネ 他
【著者紹介】
1956年生まれ。エコール辻 大阪 辻製パンマスターカレッジ製パン専任教授。辻調理師専門学校卒業後、カンザス州立大学農学部穀物学科卒。著書に『パン「こつ」の科学』(柴田書店)、共著に『パン作り入門』(鎌倉書房)がある。
目次
1 製パンの基礎理論
2 製パンの基本技術
3 ハード系のパン
4 セミハード系のパン
5 ソフト系のパン
6 型で焼いたパン
7 折り込み生地のパン
8 揚げパン
9 特殊なパン
10 サワー種のパン
11 自家製酵母種のパン
著者等紹介
吉野精一[ヨシノセイイチ]
1956年生まれ。エコール辻 大阪 辻製パンマスターカレッジ製パン専任教授。辻調理師専門学校卒業後、カンザス州立大学農学部穀物学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。