目次
青いコスモス(想いの日々;暑中お見舞い申し上げます;涙;広海くん;空と海 ほか)
サティが聴こえる(生きてゆく僕の;わにぐちさんの天気雨;風になりたい;ピーの夏;18才 ほか)
宇宙の小鳥(ダリアの庭;はじまりの夢;銀糸の雨;宇宙の小鳥;青い星の石 ほか)
シグナル(ブランコ;芥子;シグナル;なのはなばたけ;恋人 ほか)
感想・レビュー
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双海(ふたみ)
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公民館図書室の本。恋することに恋していた、つまり恋を知りたくて恋を求めた小学校高学年の自分を思い出した。昨年、あなたは結婚されたと聞きました。時が経つのは早いね。思い出の中のあなたは、やはり少し日焼けをして昼休みに鬼ごっこをしている少女なんだ。告白されてはじめてこれが恋だと気づいた、あの青い青い少年の私。「ぼくたちはいつか未来の草の上で/出会うことがあるだろうか/宇宙の涙を拾うように/あの少女がもういちど/ぼくたちを思い出すことがあるだろうか/もう青いばかりではいられない/ぼくたちのことを」2019/02/03