内容説明
父母を失い、頼る人もいないドルーシラは今は住み込みの家庭教師として公爵家で働く身。そんなある夜、ドルーシラの部屋に、今は候爵となっている幼なじみのヴァルドが飛び込んできた。「きみだけが、ぼくを助けることができるんだ」思いがけない再会に驚くまもなく、雇い主の公爵が現れ、公爵夫人とヴァルドとの仲を疑い、決闘を申し込もうとする。ヴァルドをかばうためにドルーシラは思わず、彼から求愛され、結婚するつもりだと告げる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こえん
1
う~ん、このヒーロー“ナイト”と言って良いんだろうか…ちょっと疑問が。ヒロインもいつものお嬢さんとはちょっと違って、家庭教師になって現実を知って少しばかり世の中を斜めに見てるし。その幼なじみの二人が騒動に巻き込まれた後のあれやこれやが結構楽しめた。2009/04/27
kyara
0
バーバラ・カートランド。面白いね!序盤、ヒーローの言葉のあれこれにムカムカしたけど…ヒロインがいつもの純真無垢な聖女みたいなお嬢さんじゃなく、苦労もしてるののに心が綺麗でまっすぐなのがとても良かった。2011/10/04