内容説明
7年ぶりのニューヨーク―。少女の愛らしさととまどいを残しながらも匂いたつように女らしい29歳の村野沙帆子はピアニストとしてこの街に帰ってきた。その胸の奥には2ケ月後のコンサートへの緊張と不安が隠されている。だが、なによりも沙帆子の心を占めているのは、共演を申し入れてきたNYフィルの指揮者尾角道顕のことだった。ミチアキ…もう二度と会わないと思っていた男。たちまち記憶は過去へとさかのぼっていく。クィーンズ大学へピアノ留学したばかりの19のあの日へと。
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