内容説明
階段の奥の扉をあけると、そこには10年前の懐かしい風景が広がっていた…。現実とも夢とも思える不思議な世界を舞台に、人間の心の美しさ、不変さを描いた新感覚メルヘン。
著者等紹介
辻信太郎[ツジシンタロウ]
昭和2年山梨県に生まれる。株式会社サンリオ代表取締役社長。人と人との友情、思いやりを大切にし、育てるという理念のもとに、ソーシャルコミュニケーションビジネスを実践。映画製作にも関わり、サンリオが出資協力した『愛のファミリー』は1977年アカデミー賞を受賞。その後『キタキツネ物語』、リチャード・クレイダーマンが音楽を担当した『想い出を売る店』など、話題作を製作した。その傍ら数々のメルヘンの名作も生み出している。日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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