内容説明
ちょうどウィーンでフリードリッヒ二世が即位したころ、ウィーンから半日ほど馬車に乗った地に、いまでもねずみたちの親から子に、そして孫へと語りつがれる伝説の家ねずみがいた。家ねずみのジョージ、この物語の主人公である。ねずみたちを通して、仲間や家族の大切さ、生きることの意味を問うたハートウォームメルヘン。
著者等紹介
辻信太郎[ツジシンタロウ]
昭和2年、山梨県に生まれる。株式会社サンリオ代表取締役社長。人と人との友情、思いやりを大切にし、育てるという理念のもとに、ソーシャルコミュニケーションビジネスを実践。映画製作にも関わり、サンリオが出資協力した『愛のファミリー』は1977年アカデミー賞を受賞。その後『キタキツネ物語』、リチャード・クレイダーマンが音楽を担当した『想い出を売る店』など、話題作を製作した。その傍ら数々のメルヘンの名作も生み出している。日本ペンクラブ会員、日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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