内容説明
花の好きな少年マイケルは、温室で鉢植えの花の世話をするのが大好きでした。ある日マイケルが、いつものように花に水をやっていると、ベゴニアの鉢の奥に、まるで魔法の杖のような棒がたてかけてあるのに気づきました。いつからそこにおいてあったのかそれは誰も知りません。ただ、この30センチにもみたない濃い栗色の棒が、マイケルを不思議な不思議な世界へとつれていくことになるのです。
著者等紹介
辻信太郎[ツジシンタロウ]
昭和2年、山梨県に生まれる。株式会社サンリオ代表取締役社長。人と人との友情、思いやりを大切にし、育てるという理念のもとに、ソーシャルコミュニケーションビジネスを実践。その傍ら、数々のメルヘンの名作を生み出している
田村セツコ[タムラセツコ]
東京に生まれる。銀行でOLとして勤務後、童画家の松本かつぢ氏の紹介でイラストレーターの道に入る。現在、月刊誌『いちご新聞』(サンリオ)にて「ミラクルビジネス」を連載中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。