内容説明
日本企業のめざましい進出の中、美しい歴史の都パリスは今、空前の日本語ブームに湧いている。フランス人にとっての外国語=日本語、日本人にとって母語=日本語。パリ第3大学INALCOの日本語教育現場から、この二つの日本語をめぐって展開される新しい比較言語教育論。
目次
1 暗黒大陸フランスへ
2 パリ、空前の日本語ブーム
3 日本語を学ぶフランス人たち
4 パリ第3大学INALCO日本学科
5 フランスの日本語研究者たち
6 日本語から見た母語と2次言語
補遺 ことばをささえるもの―母語から2次言語へ・2次言語から母語へ